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名将が語る ラ・リーガ

J・フェリックスは本物か? 名将が危惧するあの選手の二の舞

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felixioncool / Pixabay

36分毎にゴールかアシスト

FIFAをぶっ壊す(ニッコリ)!

今季からアトレティコ・マドリードに加入した19歳のFWジョアン・フェリックスが、プレ・オブ・シーズンマッチで期待を遥かに超える輝きを見せている。

J・フェリックスは、アトレティコのプレシーズンマッチで250分の出場時間を手にして、ミドルシュートやボレーシュート、寸分の狂いもない精度の高いスルーパスなど驚異的なインパクトを誇るプレーから4得点3アシストを記録。36分毎にゴールかアシストを記録している計算となる。

(GOAL)

ポルトガル人の先輩クリスティアーノ・ロナウドの後継者と称され、次世代のスーパー・オブ・スター候補と目される彼は、このプレ・オブの爆発ぶりから候補ではなく既にその領域に足を踏み入れているとまで囁かれ出している。

周囲が巨大な新星を掘り出してフッボル界を盛り上げようと勇む気持ちもわからぬではないが、しかしそれはまだ早計に過ぎよう。プレ・オブでは猛威を振るったが、シーズンが始まると嘘のように鳴かず飛ばずとなった幾多の例を私は知っている。その際たるものが諸君らの記憶にも強烈に残っているであろう、2001年のイバン・クルーズだ。

オープン戦の3冠王は…

貧打に泣いていた阪神打線を牽引すべく入団したこのプエルトリコ人は、オープン戦では評判以上の打棒を見せ、19試合で打率.385、7本塁打、14打点で3冠王に輝く。この3冠王という言葉に虎党は過敏な反応を見せ、例の如く彼を「バースの再来」と祭り上げた。

しかしペナントが始まり、他球団がオープン戦で採取したデータを駆使して低めに変化球を集め出すと、全くバットがボールに当たらなくなり、三振の山を築いてしまう。挙句には途中で肩をケガし、帰国した後はそのままフェードアウトするように1年限りで退団となってしまった。

70試合で打率.234、14本塁打、34打点とい成績は、バースというよりは悪夢と言われた「ディアーの再来」であった。

「クルーズの再来」になるな

このようにシーズン前にはデータや癖を採取するために、本番とは別のアプローチであえて対象の選手を気持ちよく泳がせるものだ。

つまり、J・フェリックスのプレ・オブの成績は参考程度に留意しておく方がいいだろう。彼が本物であるか否かは1シーズンを戦い抜いた後に判断すべきであって、この時点で過剰な期待をかけることは若い才能を潰すことにもなりかねない。

ただ私も令和時代の新たなスーパー・オブ・スターの出現を望むフッボル人の1人だ。どうか彼が「クルーズの再来」にならないことを陰ながら祈っている。

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