FIFAをぶっ壊す(ニッコリ)!
正直に言おう。今、私は手の震えが止まらない。何も重度のアル中に侵されているわけではない。まさかフッボルにおいてアレが実現するかもと思うと、興奮が収まらないのだ。
英2部ダービー・カウンティは現地時間6日、D.C.ユナイテッドの元イングランド代表FWウェイン・ルーニーが選手兼コーチで加入することを発表した。契約はMLSの2019年シーズン終了後の来年1月から1年半となる。
(Football ZONE web編集部)
さて、私が言うアレとは何であるか、マニア・オブ・ビュー値の高い読者らは既に察しているだろう。もちろん選手生活晩年における金本知憲氏を指す隠語ではなく、そう、至高のスポーツ、ベース・オブ・ボールで伝説の捕手、古田敦也氏によって実行された先進的な采配、「代打、オレ」のことだ。
私は以下のレポートで、
バイエルンに並ばれたドルトムント 香川が意外な形で帰還を果たす!?
「ブンデスリーガとは単純なリーグだ……」 ボンジョールノ、諸君。 「フットボールというのは単純なスポーツだ。22人の男たちが90分 ...
香川真司こそがフッボル界で初めて「代打、オレ」を成し遂げると言及していたが、どうやらその座はルーニーに渡ってしまうようだ。
確かにルーニーは一コーチであって、選手起用の権限は第一義的には監督が有する。ただイングランドはフッボルへの情熱は激しく、監督やヘッドコーチらが退席処分になるのは日常茶飯事だ。そうなると自然、ルーニーの元へ指揮権が転がってくることになり、そこで自身の選手交代を直接審判に告げるとなれば、「代打、オレ」が成立することになる。
その革新的な采配が披露されれば、フッボルという競技は新次元を迎えることになり、ルーニーは「フッボル界のフルタ」として後世に語り継がれるであろう。そして弟競技であるフッボルが、兄の競技であるベース・オブ・ボールにまた一歩近づくことができるのだ。