EL決勝をも吹き飛ばすビッグニュース
ボンジョールノ、諸君。
イングランド勢同士の対決となったヨーロッパリーグ(EL)の決勝が29日に行われ、チェルシーがアーセナルを4―1と一蹴し、6年ぶり2度目の優勝を飾った。
この結果を受け、そのチェルシーと準決勝でPK戦にまでもつれ込んだフッボル界の「ねづっち」兼「Qちゃん」こと長谷部誠が率いるフランクフルトも実質的には優勝と見なすことができるかと思う。
日本人のEL制覇は2001~02年シーズンにフェイエノールトの小野伸二が前身のUEFAカップで達成して以来で、17年ぶりの快挙を成し遂げた長谷部には心からのお祝いを申し上げたい。
そのEL決勝について今回は思う存分に語り尽くそうかとも考えていたのだが、このビッグ・オブ・マッチをも吹き飛ばすビッグ・オブ・ニュースが急遽飛び込んで来た。
前澤社長のツイートかと思いきや
僕が10000円払うので、僕にサッカーを教わりたい人っていますか?ただ条件があって本気でワールドカップを優勝したいという人に限り、そして僕が教えたい人を好きに選びます!僕がお金を払って教えます!
— KeisukeHonda(本田圭佑) (@kskgroup2017) 2019年5月29日
私の友人で上級国民でもある「ZOZO」の前澤社長も、最近では所有している絵画などを売りに出したり資金繰りには困っているそうで、とうとうお年玉企画の金額も100万円から1万円に大幅減額を余儀なくされたのかと思いきや、上のツイートをしたのは私とデュオでの歌手デビューが控えている本田圭佑ではないか。
なになに? もう一度その内容をじっくりと吟味してみると、本田からフッボルの手ほどきが受けられる上になぜか1万円がもらえるというホッペをつねりたくなるようなことが書かれている。
しかし何やら条件があり、「本気でワールドカップを優勝したいという人」が対象らしい。ということはその熱意さえあれば年齢は不問ということで、すなわち老体の私にも1万円をゲットできるチャンスがあるというわけだ。
「ワールドカップ」が意味するところ
だが、ここで諸君らは冷笑することだろう。私のような老いぼれが本気でワールドカップでの優勝を考えているはずはなかろうと。
しかし今一度本田の呟きを読み返してほしい。ワールドカップと書かれてはいるが、「FIFA」ワールドカップというフッボルのそれとは特定されてはいないのだ。
つまり、本田の言うワールドカップとは受け手がいかようにも解釈することができ、私の場合では「自分自身というワールドカップに打ち克つ(優勝する)」という意味合いでも十分に条件は満たせるのだ。
ということで私も以下のようにリ・オブ・ツイートをし、エントリーをさせてもらった。
【名将より】
ボンジョールノ、本田。
ワールドカップとツイートにはあるが、「FIFA」ワールドカップと特定していないところがミソと見た。
よって今年で63歳になる私も「自分自身というワールドカップに打ち克つ(優勝する)」ためにエントリーさせてもらうよ。
ところで1万円は手渡しだよね? https://t.co/RaUqQv0g7E
— マニア・オブ・フットボール 〜名将からの提言〜 (@93VBDNANCiWvZua) 2019年5月30日
前澤社長の100万円企画の時は見事にスルーされたが、今回は1万円というはした金額ということもあり何だかいけそうな気がするんだ…。