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ドルトの新星ユスファ・ムココが辻本賢人の二の舞にならないためには

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将来は決して順風ではない

令和のジョージ・ウェアことドルトムントの15歳の怪物、ユスファ・ムココがU-19世代でも猛威を振るっているらしい。

現地時間15日にU-19ドルトムントはU-19アレマニア・アーヘンと対戦し6-1の勝利をおさめた。この試合で、1ヶ月前に15歳の誕生日を迎えたばかりのU-16ドイツ代表FWユスファ・ムココ(U-19ドルトムント)が2得点を記録している。
(略)
2ゴール1アシストの活躍を見せたムココは、これまでに今季全試合で21試合に出場し26得点8アシストを記録。U-17では大旋風を巻き起こしたが、U-19でも変わらず大活躍を続けている。

(フットボールチャンネル編集部)

ふむ…その容貌からすれば既に孫が2人ほどいてもおかしくはない老熟さだが、これで15歳というから驚きだ。

しかしそのプレー・オブ・スタイルは老熟とは程遠いものを見せており、スピードやフィジカルはU-19世代に紛れても頭一つ飛び抜けている。

それは彼が積み上げてきた数字を見れば明らかで、小泉進次郎風に言うならば、21試合で26得点とはまさに26得点をたった21試合で叩き出したことになる。

だからと言って彼の将来が順風満帆かと問われれば、私は簡単に首を縦に振ることはできない。虎党の私にとって「15歳の逸材」というフレーズは、過去の苦い記憶を呼び覚ますからだ。

“頭”を使ってバリエーションを増やせ

あれは2004年。15歳でMAX140㌔超の逸材、辻本賢人が史上最年少の若さで我が阪神タイガースからドラフト指名を受けた。

ボーイズ・オブ・リーグでは何度もダルビッシュと投げ合い、これで向こう20年の阪神の投手陣は安泰だと私も興奮で三日三晩眠りに就くことができなかったが、蓋を開けてみればケガもあり在籍5年間で1軍の出場が0という結果に終わり、今はバットをペンに変えて翻訳家としてご活躍中だという。

やはりいくらアンダー世代で圧倒していようがそれはフィジカル頼みという傾向が強く、ムココの映像を見てみてもその懸念は拭えない。

どれもスピードを生かした足元でのゴールという形が多く、そのバリエーションは数えるほどだ。パターン化されたプレー・オブ・スタイルではトップ・オブ・チームでは必ずや壁にぶち当たり、辻本と同じ轍を踏むことになるだろう。

故に私がムココに求めたいことを再び進次郎風に言うならば、ヘッドを使う、すなわちヘッドの使用だ。それは頭での得点を増やしていくと共に、その脳筋プレーからの脱却を図るための知能も養っていくということだ。

そうしてヘッドの使い方を習得し、『ビックリマン』のヘッドロココならぬヘッドムココになることができれば、

自ずとバロン・オブ・ドーラーへの道も開かれよう。

(このネタはやや昭和過ぎたかな、フフフ…)

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