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名将のマッチレポート ブンデスリーガ

終戦濃厚のドルトムント 香川にあってロイスに無いものとは? 

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pohjakroon / Pixabay

阪神大賞典を思わせるプレミアリーグ

ボンジョールノ、諸君。

巨匠タキノの映画評論が続いたために数日ぶりのお目見えとなったが、諸君らは元気にしていたかね? 私が届けるフッボルレポートの重度の依存症であろう諸君らには辛い時間を過ごさせてしまったが、それもこれも編集者A氏のサイト運営における迷走のせいだ。文句があるなら彼に言ってくれたまえ。

それはそうと、今イングランドのプレミアリーグが歴史的な熱さを放っている。

今季のイングランド・プレミアリーグでは、リバプールとマンチェスター・シティの2チームにより、史上最も壮絶と言われる接戦の首位争いが繰り広げられている。現時点で、2位チームの最終勝ち点は少なくとも歴代最多タイ以上となることが確定した。 全文はこちら…

(フットボールチャンネル編集部)

まさにデッド・オブ・ヒートだ。

リヴァプールは3月3日に行われた第30節のバーンリーFC戦から直近の第36節ハダーズフィールド・タウン戦まで勝ち点を1つも落とすことなく、対するマンチェスター・シティもさらに遡って2月3日の第25節アーセナル戦から今月24日のマンチェスター・ユナイテッド戦(第31節扱い)までを全て白星で埋め尽くしてきた。

消化試合はマンシーが1つ少ないが、両チームは試合を消化する度に抜きつ抜かれつを繰り返し、それはまるで1996年の阪神大賞典でナリタブライアンとマヤノトップガンが首の上げ下げで先頭を入れ替えながらゴール板を駆け抜けたように、互いが誇りをかけて一歩も譲ることがない。

阪神大賞典ではナリタブライアンが史上に残るマッチ・オブ・レースを制したが、果たしてプレミアのナリタブライアンはどちらになるのか?   残り2節となったその結末をこのマニア・オブ・ビューで見届けたいと思う。

平成最後のルールダービーで力尽く

そして今季はそのプレミアに負けず劣らず熾烈な優勝を争いを繰り広げていたのがドイツのブンデスリーガだったが、今節でどうやら大勢が決しそうな様相となった。

シーズンの序盤こそ大正義バイエルンの不調もあり、ファブレのシステムが嵌ったドルトムントが首位を独走していたが、ロイスの離脱と相手チームの対策もあって次第に勢いを失い、今月6日に行われた2位バイエルン(第28節)との天王山では大敗を喫し、首位の座を明け渡してしまった。

それでも以降の2試合は気持ちを切り替えて連勝し、勝ち点1差でバイエルンにぴたりと追走していたが、27日に行われた第31節のシャルケ戦ではとうとう力尽きてしまった。

ホームでのルールダービーで先制したのにも拘わらず、不運なハンドからのPKで同点とされると、脆弱なセットプレーから勝ち越しを許してしまう。敗戦はおろか引き分けさえも許されないドルトだったが、キャプテンのロイスが自らチームに引導を渡すレッドカードを受けてしまう。

ここまで今季のドルトムントを牽引してきたロイスは、虚弱な体質を除きアタッカーとしてはほぼ全てを兼ね備えた選手であるが、優勝争いも最終盤に来てその唯一の弱点を晒すことになった。

ますます高まる香川のレジェン度

その弱点とはすなわち、V戦士力の無さだ。彼は未だリーグタイトルを手にしたことがないのだ。そのことが劣勢に陥った平成最後のルールダービーで焦りを生み、危険なプレーへと走らせてしまった。

仮に同じピッチ、またはベンチやスタジアムに印籠ポジションとしてV戦士の香川真司がいれば、ファウルを犯す直前に「マルコ、止まれ」と叫んでいたはずだ。

それほど終盤になればなるほどV戦士力がものを言ってくるのだが、香川の意向通りに安易にトルコへのバカンスを許してしまったファブレや上層部の判断の甘さにはつくづく閉口してしまう。

これで今季もブンデスはほぼバイエルンの優勝で固まったが、ドルトムントが2011~12年の最後の優勝から遠ざかっていく程にV戦士である香川の価値とレジェン度(造語?)は加速度的に高まっていく。

それはあたかも、90年代の阪神暗黒期に虎党が85年の優勝メンバーを神の如く郷愁していたあの感慨に等しく、ドルトムンターにとっての香川はもはやバースのような存在に映っているのかも知れない。

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