65年ぶりに前半だけで4失点を喫し、まさに日本フッボル史に残る歴史的な汚点となった。
◇国際親善試合 日本1―4ベネズエラ(2019年11月19日 吹田)
サッカー日本代表は19日、国際親善試合「キリンチャレンジカップ2019」でFIFAランキング26位のベネズエラ代表と対戦。前半だけで4失点を喫し、1―4で敗れた。国内での4失点は17年12月のE―1選手権の韓国戦以来で、森保ジャパンでは初めてのことだった。また、前半だけでの4失点は国際Aマッチでは1954年5月のインドネシア戦以来65年ぶり。
(スポニチアネックス)
前半は明らかに最終ラインが整えられず、それが大量失点の引き金となったことは明白だが、だからと言って失点の責任を全て守備陣に押し付けるのは酷であろう。中盤から前の選手も連動した効果的なプレスを整えられず、度々あったチャンスもゴールという結果に整えられなかった。
このように選手らは不甲斐なく、心身ともに整えられなかったという現実はあるが、そもそもそんな彼らをピッチ上に送り出した森保監督自身が全く整っていなかったという恐るべき事実がある。
この大敗について森保監督は試合後「結果の責任については、私の準備段階からの働きかけだと思います」と述べ、U‐22代表との掛け持ちからか十分な準備を整えられなかったことを暗に示唆したが、それはすなわち兼任監督は自分のキャパオーバーであることを自白したようなもので、どちらかの指揮を即刻辞退すべきだろう。
もっと言えばそんな無能な男をA代表と五輪代表に任命したJFA、ひいては田嶋会長こそが人事を整えられなかったのだ。トカゲの尻尾切りのように森保氏を解任するだけでは根源的な問題の整理とはならない。田嶋会長をも整理することでこそ、停滞している日本フッボル界に再び夜明けが訪れるのだ。
そういった意味でも私は日本フッボル界を新しく整えられる人材がいないものかと一晩思案してみたところ、最適な人物を見つけ出すことができた。
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“整えの魔術師”こと長谷部誠その人だ。JFAはいますぐ田嶋、森保両氏を解任し、会長とA代表、五輪代表の座に彼を据え、もう一度の日本フッボル界を彼に整えさせなければならない。長谷部はまだ現役である故、選手兼任JFA会長兼A代表並びに五輪代表監督という長い肩書にはなるが、彼ならばその兼職を上手く整えてくれるはずだ。