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リーグ・アン Jリーグ 名将のコラム

昌子源獲得で浮かれるG大阪サポーターにデータが突きつけた厳しい現実

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昌子はアンジェロ?

J1のガンバ大阪にとって近年の低迷から脱却を図る上でこの上ない補強と言えるだろう。

リーグ・オブ・アンのトゥールーズに所属する日本代表の昌子源が、ユース時代を過ごした“古巣”への帰還を選択したのだ。Jリーグのクラブが獲得できるであろうCBとしてはヴィッセル神戸のフェルメーレンほどではないにせよ、最高級レベルの人材であることは間違いない。

その昌子について私はずっとある思いを抱えていたのだが、彼の話題が出たついでにそれを発表させてもらうが、私は彼の顔を見る度にアンジェロを思い出してしまうのだ。

アンジェロとは漫画『ジョジョの奇妙な冒険』の第4部に出て来る悪役で、最後は主人公の東方仗助によって岩と同化させらてしまたのだが、その“アンジェロ岩”が昌子とそっくりなのだ。

…諸君らは共感してくれるだろうか。

京都戦の6―1というスコアは不安要素

少し話が逸れたが、その昌子の獲得により完全に「ロマンティック 浮かれモード(by藤本美貴)」に入ってしまったのがG大阪のサポーターらだ。

日本代表DFの加入に、G大阪公式ツイッターのコメント欄も大きな盛り上がりを見せている。

「きたぁぁぁぁぁぁ」
「ようこそ!ガンバ大阪へ!」
「ファン・ダイク並の影響力をお願いします!!守備の安定を!!」
「一緒にタイトル獲りましょう!!!」
「めっちゃ嬉しい!」
「あかん優勝してしまう!」

2015年に天皇杯を制覇して以来、タイトルから遠ざかっているG大阪にとって、この男の加入は、ファンに大きな希望をもたらす“事件”となっているようだ。今季こそ、昌子を加えた盤石な布陣で、タイトル奪取を狙う。

(サッカーダイジェストWeb編集部)

シーズン前に浮かれていいのは、開幕戦を控え「優勝マジック142」という吉本新喜劇的な年季の入ったギャグをかませる愛すべき阪神タイガースファンだけで、G大阪という創設して30年にも満たないクラブのファンが老熟した虎党の真似をすると、チームの未来も阪神の後を追うように暗黒期…いや、これ以上は自分が悲しくなるので言うまい。

そのG大阪サポーターらの浮かれモードの発端となったのはおそらく、6―1と完膚なきまでに叩きのめしたJ2京都サンガとの練習試合(1日)だろう。宇佐美と小野瀬のツートップが見事に機能し、新シーズンへ向けての大きな手応えを感じたのであろうが、幾億のデータを駆使する私から見れば6―1というスコアはむしろ不安しか見えてこない。

データを制する者が世界を制する

思い出してほしい。彼らが対峙した京都と言えば、昨季のJ2最終戦で柏レイソルに1―13という歴史的敗北を喫しているお笑いチームだ。すなわちG大阪を含めて三段論法を構築させれば、G大阪6―1京都1―13柏となり、これをさらに因数分解すればG大阪6―13柏という解が導き出せるのだ。

その柏はJ1昇格を決めていることから、G大阪はシーズンで戦うJ1相当チームに対しては現状、7点差をつけられるような惨憺たる実力しか有していないのだ。データを重視すればむしろ状況は昨季よりも悪化しているとも言え、その中に昌子を放り込んだからと言ってすぐに優勝と口に出せるほどチームの内情は明るくないのだ。

データを軽視した印象論、精神論だけでは決してフッボルの覇者となることはできない。データを制する者が世界を制する。私はこの金言はこれからも日本フッボル界に口酸っぱく訴えていきたいと思う。

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