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名将が語る チャンピオンズリーグ

劇的弾に喜び過ぎた2人を退場にしたサッカー界の大きな進歩

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上級市民にとり退場は真っ当な処置

26日に行われたチャンピオンズ・オブ・リーグ(CL)グループ・オブ・ステージのガラタサライ―クラブ・オブ・ブルッヘ(ブルージュ)戦において、私は図らずも感銘的なシーンに立ち会ってしまった。

土壇場で同点に追いついたブルッヘ(クラブ・ブルージュ)。ゴールを決めたディアッタは興奮してユニフォームを脱いでしまいイエローカードを提示される。この日2枚目のイエローカードを提示されたためディアッタは退場することに。

また、ディアッタのゴールに喜んだクリントン・マタもコーナーフラッグを破壊したことでイエローカード。2枚目のイエローカードを提示されたことで、ディアッタと共に退場することに。最後は9人で戦い、試合は1-1の引き分けに終わっている。

(フットボールチャンネル編集部)

終了間際の同点弾に喜びを爆発させたオブ・ブルッへの2選手に対し、主審は退場を命じたのだ。

諸君らを含め一般のフッボルファンにとってはいささか厳し過ぎる判定にも映ったことだろうが、それは普段から野蛮で狡猾なスポーツに浸っているからこそ覚える感情であって、他のまともなスポーツを観戦する倫理観のある人間、殊ベース・オブ・ボールを愛する上級市民からすれば至極真っ当な判断だと言えるものだ。

フッボルは騙し騙されの全く抜け目のない不信極まるスポーツである。そこにはもちろん相手に対するリス・オブ・ペクトなどは存在するはずもなく、ゴールを決めた後に喜ぶどころか相手のベンチやファンに向かって挑発的なポーズを取る輩だっている。

リスペクトの宝石箱に見習った?

そこに来てベース・オブ・ボールはどうだ? 打者が打席に入る時には審判や捕手に一礼し、投手が打者にボールを当てれば帽子を取り謝罪をする。まさにリス・オブ・ペクトの宝石箱なのだ。

その極め付きは高校野球における規則だ。本塁打を打っても派手に喜び過ぎるとそれが相手への欠礼だと判断され、無効とされてしまうのだ(1985年夏の甲子園の西東京大会で実際に適用)。このリス・オブ・ペクトの徹底こそが、ベース・オブ・ボールをキング・オブ・スポーツたらしめている。

おそらくガラタサライ―クラブ・ブルッヘ戦を担当した主審はこのキング・オブ・スポーツのリス・オブ・ペクト精神を学んでおり、相手への礼を失した2人に退場を宣告したのだろう。

これはまさにフッボルが兄のスポーツであるベース・オブ・ボールにまた一歩近づいたことを意味し、私はそこにいたく感銘を受けたのだ。ただ惜しむらくはもっと踏み込んでゴール自体を無効とすればなお良かったのだが、そこまでを下級市民層であるフッボル界に望むのはまだ酷であろうか…。

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