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ラ・リーガ 名将のコラム

久保建英の強奪を図るレアル 第二のフィーゴとならないためには?

更新日:

fotoblend / Pixabay

名将の予期した現実

ボンジョールノ、諸君。

やはりそうか。私が以下のレポートで、

久保嘉晴
名将が語る久保建英 レジェンドの系譜を受け継ぐ神秘性とは?

18歳でバルサ復帰報道 ボンジョールノ、諸君。 惜しくもアジアカップで優勝を逃し、やや気勢をそがれた日本フッボル界だったが、ここに ...

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久保建英について「バルサがすぐに囲い込みを図ったが、様々なビッグ・オブ・クラブが彼に対して日々接触を試みていたことは想像に難くない。それだけ彼のポテンシャルは際立っているのだ」と書いたが、まさに現実はその通りに動いていたらしい。

 FC東京のU-22日本代表MF久保建英はかつて下部組織時代所属したバルセロナへの復帰説が浮上する一方、宿敵レアル・マドリードが“強奪”を狙っているとバルサのおひざ元である「ムンド・デポルティーボ」紙が報じた。これについて各国のメディアも反応している。

(Football ZONE web編集部)

このニュースは既に久保が欧州でも次世代のスター候補として扱われていることを示す一方、一つ間違えれば深刻な事態を引き起こす種を孕んでいる。

移籍先はレアルが望ましいが…

現在はFC東京という仮面を被っている久保だが実質はバルセロナの所属と言ってもよく、その彼がレアル・マドリードに“強奪”されたとなれば禁断の移籍となり、カンプ・オブ・ノウで豚の頭を投げつけられたフィーゴの二の舞になってしまう恐れがある。

しかし現状の両チームを鑑みるにより変革が迫られているのはレアルの方だ。変革期にはより若手が重用されるため17歳の久保が身を置くべき環境としてはレアルがベターとなるが、それではバルシスタ(名将用語でバルサのサポーター)たちが黙ってはいない。

ジレンマの解決策

はて、このもどかしいジレンマをどうすべきかと諸君らは頭を抱えたのかもしれない。しかしそんなことではいつまで経っても極上のマニア・オブ・ビューラーにはなれないと言っておこう。

覚えておくんだ。難題に突き当たった時にこそ、マニア・オブ・ビュー、つまり発想の転換が必要となってくる。なぜバルサ、レアルのどちらかに所属しようと考えるのだ? 欲張りに両チームに在籍したっていいではないか……レンタル移籍という形で。

私はこのアイデアのヒントをベシクタシュにレンタル移籍した香川真司から得たのだが、もしかすると彼はこのような事態を見越して後輩の久保にそういった選択肢があることも実践でもって示していたのかもしれない。さすが香川だ、その深謀には底が見えない。

スペインの地にも平和が?

久保がレンタルという形でバルサからレアルに移籍すれば、仮にクラシコで彼が得点を挙げれば当然マドラー(レアルのサポーター)は歓喜するだろうし、バルシスタも保有元であるために悲しみや怒りは半減され、むしろその成長に目を細める可能性だってある。

私は以下のレポートで、

香川がシャルケに移籍? 実現すればルール地方に平和が訪れる

ライバルチームへ移籍する意味 ボンジョールノ、諸君。 実に興味深いニュースが飛び込んできた。

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香川がシャルケに移籍をしたとしてもその人柄と過去の貢献からドルトムンター(ドルトムントのサポーター)らにエールを送られ、彼をかすがいとしてルール地方に平和が訪れると説いたが、それと同じ現象が久保によってスペインという地にもたらされるかもしれない。

レアルセロナの選手となった久保の姿を楽しみに待ちたいと思う。

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