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名将が語る セリエA ラ・リーガ

明暗を分けた冨安健洋とJ・フェリックス その老練さの違いとは?

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Free-Photos / Pixabay

名将の予言が的中

手前味噌ながら、私のマニア・オブ・ビューが猛威を振るっている。私は以下の記事で、

J・フェリックスは本物か? 名将が危惧するあの選手の二の舞

36分毎にゴールかアシスト FIFAをぶっ壊す(ニッコリ)! 今季からアトレティコ・マドリードに加入した19歳のFWジョアン・フェ ...

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アトレティコ・マドリードのジョアン・フェリックスについて、オープン戦だけはバカスカ打って(気持ちよく打たされて)、データや弱点を収集されたペナント本番ではさっぱり打てなくなった元阪神のクルーズのようになる可能性を指摘したが、悲しいかな私の予言の通りに事が運んでいるようだ。

「私は誰とも約束を交わさない」。これはチーム内競争を重視するディエゴ・シメオネ監督が、誰にも出場機会を保証しないことを強調するために用いた言葉だが、どうやらクラブ史上最高額の選手にも当てはまるようだ。14日のリーガ・エスパニョーラ第4節、敵地レアレ・セグロス・スタディウムでのレアル・ソシエダ戦(0-2)で、シメオネ監督は精彩を欠いていたFWジョアン・フェリックスを容赦なくピッチから下げている。

(GOAL)

いくらポルトガルで活躍したからと言って、19歳の少年が世界一と称されるラ・リーガですぐに結果を残せるほどフッボルは甘くない。

日本の諺「能ある鷹は爪を隠す」ではないが、プレ・オブ・シーズンではあえて自分のプレースタイルを秘匿し、シーズンに入ってその牙を見せるというしたたかな芸当ができなかったのは若さゆえであろう。

そこにきてボローニャに所属する日本代表の冨安健洋は、20歳とは思えないその渋い容貌通りに老練な振る舞いを見せた。

猛虎戦士を想起させるその変貌ぶり

移籍した当初は中堅クラブがよくやる日本市場を開拓するためのビジネス的側面が強調されたが、そういった騒音にも冨安は沈黙を守り、プレ・オブでも爪を隠した無難なプレーで他チームにデータを取らせず、シーズンの開幕を迎えた。

するとどうだ? セリエAでは開幕から2試合連続でサポーター投票によるクラブのマン・オブ・ザ・オブ・マッチに輝き、さらにはクラブの月間MVPにも選ばれた。冨安のこのシーズン開幕後の変貌ぶりは、私に猛虎戦士のレジェンド、マット・オブ・マートンを想起させた。

2010年に来日し、オープン戦では守備の拙さやパワー不足から評論家らに酷評されたが、ペナントに入るとヒットを量産、イチローが保持していた210本の日本シーズン安打記録を破り、最終的には両リーグ最多の214安打、打率.349でベストナインにも輝いた。

冨安にはさすがに上記のようなレジェンド級の活躍をしろとは言わないが、少しでも「フッボル界のマートン」と呼ばれるようにこのまま好調を維持して欲しいものだ。

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