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欧州リーグ 代表戦 名将のコラム

南野拓実よ、改名して日本代表を自分色に染め上げろ!

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Pexels / Pixabay

4季連続の2桁得点は喜ばしいが…

ボンジョールノ、諸君。

ザルツブルクの南野拓実が代表ウィーク後も好調を維持しているようだ。

ザルツブルクに所属する日本代表FW南野拓実が、今季公式戦13ゴール目を挙げている。

ザルツブルクは3日、オーストリアカップ準決勝でグラーツァーと対戦。南野は先発出場を果たした。

すると前半6分に南野は巧みなヒールパスで先制点をアシスト。3点リードとなった前半終了間際には、ペナルティエリア左からのクロスに南野が頭で合わせ、チーム4点目をマークした。

(Goal)

先月31日のリーグ第23節のオーストリア・ウィーン戦の40m独走ゴールに続いての2試合連続弾で、チームの勝利に大きく貢献している。

これで今季のゴール数を13に伸ばしたそうだが、南野のシーズン2桁得点はザルツブルクに移籍した2年目の2015~16シーズンから4季連続となる。立派な数字だと称賛したい半面、そこまでコンスタントに結果を残しておきながら未だにオーストリアに留まっている現状にも不満を覚えてしまう。

サムライ・オブ・ブルーで主力に定着している彼は今後の日本を背負って立つ存在だが、ワールドカップの決勝トーメントに3度も進出している国のアイコンとしてはローカルリーグの肩書のままではやや物足りなさを覚えてしまう。

健全な世代交代ではない

南野ら若手が世代交代を遂げようとしている旧世代は、ドルトムントやマンチェスター・ユナイテッド(ともに香川)、ACミラン(本田)にインテル(長友)といった4大リーグの名門がスカッドに林立していた。

このようなことを鑑みるに、世代交代は若手の成長によって健全に図られたというよりも、旧世代の衰えにより新世代がただ押し出されたというだけの歪んだ構図と見る方が正しいだろう。

南野がステップアップできないのも、単刀直入に言えばその伸び悩みにあるからだ。メジャー・オブ・リーグで言うところの、3Aではボカスカ打つのにメジャーに上がると途端にブンブン丸と化す、あの3.5Aレベルに停滞しているのだ。

日本代表では中島翔哉と堂安律を加えて「新BIG3」などと持て囃されているが、以下のレポートでも指摘したように彼らはまだ、たけし、さんま、タモリの「旧BIG3」の影すらも踏んではいない。

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世界のキタノにあやかる

そこで私は南野にもうひと殻やぶってもらうために、ある提案をしたいと思う。それは改名だ。

どのような改名かと言えば、南野の「南」を「北」にするのだ。南斗聖拳から北斗神拳へ、つまり北野拓実とするのだ。

これは旧BIG3のたけしの本名、北野武にあやかり、世界に羽ばたくキタノのように南野にも本当の世界を意味する4大リーグで飛躍を遂げてもらいたいという願いを込めて考案したものだ。

そしてそこで培ったものを国家にも還元し、是非とも日本代表をサムライブルーではなく、自分色の「キタノブルー」に染め上げてもらいたいと思う。

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