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引退イチローの次なるステージとは? 「監督は無理」に込められた意志

更新日:

dcondrey / Pixabay

生ける伝説がバットを置く

ボンジョールノ、諸君。

まさに一つの時代が終焉したと言えよう。

ベース・オブ・ボール界の生ける伝説、マリナーズのイチローが昨日行われたアスレチックスとのメジャー開幕シリーズ第2戦をもって、4000本以上の安打を生み出してきたそのバットを置くと発表した。

日本での7年連続首位打者という実績を引っ提げて2001年に米国へ渡り、メジャーでも1年目に首位打者とリーグMVP、4年目にはシーズン安打記録を84年ぶりに更新。その後も10年連続で200安打とゴールドグラブ賞を獲得したことは地球に住む人間ならば誰もが知るところだろう。

そのような数々の金字塔を打ち立てたイチローのプレーが見納めになるのはフッボル人の私でさえ一抹の寂しさを感じるが、同時に彼のセカンド・オブ・キャリアに胸を躍らせている自分もいる。

と言うのも、私のマニア・オブ・ビューがイチローの記者会見における以下の言動から彼の次なるステージを強固に導き出していたからだ。

「イチロー」を演じてきた鈴木一朗

――イチロー選手は何になるのか?

「何になるんだろうねぇ。そもそも、カタカナのイチローってどうなんですかね? いや、元カタカナの一朗みたいになるんですかね。あれ、どうなんだろう? どうなんだろうね、あれ。元イチローって変だね。イチローだし僕って思うもんねぇ。音はイチローだから。書くときにどうなるんだろうねぇ。どうしよっか。何になるか……。監督は絶対に無理ですよ。これは絶対が付きますよ。人望がない。本当に。人望がないですよ、僕。うん」

本人も自覚するように彼はベース・オブ・ボール人であるカタカナの「イチロー」を演じてきた。すなわち彼の半生は演劇とともにあり、根っからの役者だったというわけだ。「監督は絶対に無理」という言葉からも、プロデュース業よりも一役者としての道を歩みたいという意思表示が見て取れるだろう。

実際にイチローは引退後の俳優業を見据え、2006年に『古畑任三郎 ファイナル』に本人役でゲスト出演している。犯人のくせに嘘はつけないという致命的なキャラ設定ですんなりと御用になったが、刑務所に入ったその後の「罪人・イチロー」の物語を「俳優・鈴木一朗」のデビュー作にしてみるのも一興かと私は考える。

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プロットとしてはイチローが脱獄を果たし、密航船に乗り込んで米国に再入国する。正体に気付かれないようにマスクをしたままでマイナーリーグに参加し、メジャーに昇格した最初の打席でマスクを脱ぎ、自分がイチローであることを全世界に告げるんだ。

自分で書いておきながらだが、この筋立ては傑作の予感がするぞ。タイトルはそうだな……

『プリズン・ブレイク エリア51』

で、どうだ?

このストーリーでのドラマ化または映画化を希望するテレビ局や制作会社があれば、お問い合わせフォームから連絡をくれたまえ。原案料はかなり勉強させてもらうつもりだ。

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