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本田圭佑が画策する東京五輪での「プレー」とは?

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Gellinger / Pixabay

次なる挑戦は五輪出場

ボンジョールノ、諸君。

今季でメルボルン・ビクトリーからの退団を表明した本田圭佑が、22日に行われるアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)の1次リーグ最終戦(対サンフレッチェ広島)に向けた公式会見で、次なる挑戦への抱負を語っている。

-今後のプランは

本田 前にも話したように、2020年のオリンピックでプレーしたい。来シーズンもプレーを続ける。ただ、どこでプレーするかは、まだ分からない。シーズン終了後は、まず少し休みを取って、2020年のオリンピックというターゲットに向け、どこでプレーすることが自分にとってベストかを判断したい。

(日刊スポーツ)

なるほど、東京五輪が彼の新たなターゲットというわけか。

確かに原則U―23で行われる五輪のフッボルではフル代表で見られるような先進国と新興国との格差があまりなく、近年ではアジアやアフリカ勢の躍進が目立つように、地元開催となる日本はメダルどころか金メダルさえも狙える位置にある。

おそらく本田も五輪のメダル欲しさにオーバーエイジ枠でそれに乗っかかろうという魂胆なのだろうが、現状、本田のポジションには日本フッボル界の井上尚弥ことモンスター久保建英や、フル代表入りを既に果たしている堂安律などがひしめいているため、単純な戦力上の観点から言えば彼の必要性は全くない。

ならばと精神的支柱としての抜擢も考えられるが、そのような役回りであれば森保監督と同じドーハ戦士かつメンタルキングの持ち主である三浦キング・オブ・カズを招集した方がよっぽどチームの士気は上がる。

ということで本田がいくら東京五輪への意欲を見せたところで協会や若手選手らにとっては実に傍迷惑な話となるが、長らく日本のアイコンであった彼の意思をそう簡単には無下にすることはできず、まかり間違えば五輪前に法廷闘争になってしまうぞと思っていた矢先、本田自身がそのような憶測が杞憂であることを同じ会見の場で言及していた箇所が目に入った。

日本の地でサッカーはしない?

-Jリーグでプレーを終えるか

本田 自分はそうは思わない。日本に、サッカーをするために戻ることはない。誤解のないように言っておきたいが、日本は本当に素晴らしい国。自分は日本人だし、日本の人たちのことも大好きだ。ただ、自分は新しいことにチャレンジし続ける人間で、日本は自分にとっては心地よすぎるというか、もし日本にいたら、自分がチャレンジしなくなってしまうのではないかという思いがある。だから、日本で長く過ごすということはないと思う。

(同)

「日本に、サッカーをするために戻ることはない」と本人が日本の地である東京五輪でのフッボル選手としての出場を明確に否定しているのだ。

そうなると、なぜ本田は会見において五輪で「プレー」と発言をしていたのか? フッボルをしないことを明言しながら、東京五輪でプレーをする? この矛盾をどう解釈すればいいのか? またしても私のマニア・オブ・キンダイチが下駄をつっかけて走り出した。

「待てよ……確かプレーという単語にはスポーツをするという意味以外に、演奏をするという意味合いがあったはずだ。であるならば……そういうことか!」

 

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I'll be a singer when I finish playing soccer. #april #fool

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これならば、まさしくプレー・ミュージックだ。

デビューには最高の舞台

五輪では開会式や閉会式にその国を代表するアー・オブ・ティストが五輪のテーマソングなどを披露したりするが、本田はそこに名乗り上げようとしているのだ。私は以下のレポートで、

本田圭佑と引退後の展望について語り合う

引退後は歌手になる? ボンジョールノ、諸君。 私とカンボジア代表監督の座を争い、私のオウンゴールで棚ぼた式にそれを射止めた本田圭佑 ...

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本田の引退後にデュエルならぬデュオを結成予定だと諸君らに伝えたが、そのデビューの場が五輪の舞台になる可能性があるというわけか。全くリトル・オブ・ホンダの野心は底が知れんよ。

しかし本田よ、こういった重要なことは相方の私に先に知らせてくれたまえ。2020年に向けてボイス・オブ・トレーニングのスケジュールを前倒ししなければならないじゃないか。

時間が惜しい。さっそく1人で練習をしてみるか。あ、あ、あ……こ~い~しちゃったんだ、たぶん、気づいてな~いでしょ~♪

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