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代表戦 キリンカップ2019 名将のコラム

6月のキリン杯で久保建英がフル代表デビュー 森保監督が示した優しすぎる配慮とは?

更新日:

Bru-nO / Pixabay

川島エイジふたたび!

ボンジョールノ、諸君。

6月に行われるキリンチャレンジカップのトリニダード・トバゴ戦(5日)とエルサルバドル戦(9日)に向けた日本代表メンバーが23日発表された。

<GK>
川島永嗣(ストラスブール)
権田修一(ポルティモネンセ)
シュミット・ダニエル(ベガルタ仙台)
大迫敬介(サンフレッチェ広島)

<DF>
長友佑都(ガラタサライ)
槙野智章(浦和レッズ)
酒井宏樹(マルセイユ)
昌子源(トゥールーズ)
室屋成(FC東京)
植田直通(セルクル・ブルージュ)
畠中槙之輔(横浜F・マリノス)
中山雄太(ズウォレ)
冨安健洋(シントトロイデン)

<MF>
香川真司(ベシクタシュ)
原口元気(ハノーファー)
小林祐希(ヘーレンフェーン)
柴崎岳(ヘタフェ)
伊東純也(ゲンク)
橋本拳人(FC東京)
中島翔哉(アルドゥハイル)
南野拓実(ザルツブルク)
守田英正(川崎フロンターレ)
堂安律(フローニンゲン)
久保建英(FC東京)

<FW>
岡崎慎司(レスター・シティ)
大迫勇也(ブレーメン)
鈴木武蔵(北海道コンサドーレ札幌)

今季、公式戦の出場がない川島を代表復帰させてくるあたり、森保監督はドラマ『とんぼ』の熱狂的なフリークに違いない。川島がエイジなだけに、1997年に放送されたとんぼの続編『英二ふたたび』をリアルな世界で再現したかったのだろう、フフフ。

ということでジョークはこの辺にして、またもや森保監督はこの代表発表に伴い、もはや彼の風物詩とも言えるメンバーに向けたステルスメッセージを送っていたことが、私のマニア・オブ・ビューレーダーによってキャッチされた。

森保監督の風物詩

今回選考されたメンバーの中で注目すべきは、言うまでもなくフッボル界の井上尚弥とも称されるモンスター久保だ。しかし怪物な彼とて17歳の若人に過ぎず、長幼の序を重んじる日本社会で年上ばかりに囲まれては委縮が先に立ってしまうはずだ。

それを案じた森保監督はメンバー選考に細心の注意を払い、以下のようなメッセージを作り上げた。

もちろん今回もメッセージが仕込まれていたのは選手らの名前の頭文字だ。久保と同じMF陣から久保を除いた名前の頭文字を抽出してくと、

(香川)原口)(小林)(柴崎)(伊東)(橋本)(中島)(南野)(守田)(堂安)クボ(久保)

となる。

そして堂安の濁点を橋本に移し、次のように置き換えれば、

カミモクボトコイバナシ

(の者)も久保と恋話

と読めるのだ。

すなわち「目上の者らはフッボルの話ばかりではなく、久保に恋の話でも持ち掛けて緊張を解いてやれ」という、森保監督の最年少者に配慮した深いイイメッセージがそこに込められていたのだ。

ホンマに森保監督の優しさは五臓六腑に染み渡るで~。

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