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C・ロナウドの5本指ジェスチャーに隠された「男らしさ」を名将が読み解く!

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上村彦之丞に通じるシメオネの感情表現

ボンジョールノ、諸君。

1894年に勃発した日清戦争で、巡洋艦「秋州島」の艦長、上村彦之丞は、東洋一の堅艦「鎮遠」「定遠」を擁する清国北洋艦隊との海戦を控え怖気づく船員一同に「肝の座った者はキ○タマが垂れているが、臆病者は梅干しのように縮み上がっている! 今からそれを点検する! 総員、キ○タマを出せ!」と命じて艦内の緊張を解いたという逸話があるが、シメオネの振る舞いはそれに通じるものがあった(名将は日本の戦史についても造詣がある)

<欧州チャンピオンズリーグ:Aマドリード2-0ユベントス>◇決勝トーナメント1回戦◇20日◇マドリード

アトレチコ・マドリード(スペイン)は20日、強豪相手からの勝利にシメオネ監督も乱舞した。

先制点を挙げた直後、股間の前に両手で円を作る「キ○タマ・ポーズ」で喜びを爆発。選手たちを「自分たちは、たくさんのキ○タマを持っている」とコメント。

スペインでは“男らしさ”というニュアンスで使われる俗語で表現した。さらに「選手たちの働きに、とても気分がいいよ。アトレチコとはなんたるかを本当によく表現してくれたプレーだった。これが自分たちのスタイルだ」と勇敢に戦った選手をねぎらった。

(日刊スポーツ)

実に闘将らしいマッチョな感情表現だ。ごく些細なことでセクハラ認定を受けるこの時代にあって、客席に向けてキ○タマを誇示して見せたことは、現代社会で肩身狭く生きる我々男性に大きな勇気を与えてくれる。

最近では事あるごとに「#MeToo」というプラカードを持った女性らが街中を我が物顔でデモをしているが、その横暴を阻止するためにも世の男性らはこのキ○タマ・ポーズをカウンターデモの象徴として採用すべきだと私は考える。

何も私は女性を嫌悪しているわけではない。私という人間からフッボルを差し引けば、レディー・オブ・ファーストしか残らないとも自負しているくらいだ。その証拠に毎年、妻の誕生日には日本から取り寄せた『しまむら』のグッズをプレゼントしている。私はただ、行き過ぎたイデオロギーや運動は社会に歪みと分断をもたらすだけだと危惧しているのだ。おっと、これ以上言うと敬愛する田嶋陽子先生からクレームが来そうなので止めておこう。

人が素直に何かを認める時には……

少し話が脇道に逸れてしまったが、この一戦でアトレティコ・マドリードはイタリアの雄ユベントスに対して、指揮官のキ○タマ・ポーズに値する完璧なゲームを見せた。MFの4人全てをピボーテで固める「クアトロ・ピボーテ」の激しいプレスでユーベの中盤を麻痺させ、ほぼその前線にチャンスボールを供給させなかった。

そういったフラストレーションや野次に耐えかねたのか、C・ロナウドは試合中、意味深に5本指を立てるジェスチャーを行い、これが大きく波紋を呼ぶことになった。アトレティコのサポーターはチャンピオンズリーグ(CL)の優勝回数を揶揄したものだと憤慨したが、意外にも試合後のミックスゾーンでロナウドはその火消しに努めるわけでもなく、「僕はCLを5回も取ったが、アトレティコはゼロだ」と挑発を認めてしまったのだ。

諸君らはこのロナウドの態度に何を感じただろうか? 負けたことに対する腹いせでそんな言葉を吐き捨てたと単純に受け取っているのであれば、まだまだマニア・オブ・ビューの研鑽が足りないと言わざるを得ない。ロナウドの行動だけに焦点を当てていては、決してフッボルのミステリーは解き明かすことはできない。より俯瞰した視点で現象を捉えていくことが、マニアへの扉を開く鍵となる。

人が素直に何かを認める場合、往々にしてその認めるという行為によって隠れた実利を得ているものだ。つまり、ロナウドが非難されるであろう自分のしたジェスチャーについて周囲の推測を素直に受け入れたのは、その裏に隠れていたより非難されるべき真意を覆い隠すためだったのである。

譲れない「男らしさ」の基準

思い出してほしい、この試合で起きた大きな出来事を。そう、シメオネのキ○タマ・ポーズだ。ロナウドもおそらくそのポーズを目にしていたはずだ。そしてロナウドはそれに強い反感を持つことになった。その反感の対象はシメオネの動作ではなく、彼の主張する「男らしさ」にだった。

そこでロナウドは5本の指を立て、こうシメオネに当てつけた。「タマがいくつあろうと、竿の長さが5㎝なら男らしさもへったくれもない」と。一人の男として、竿を重視する派のロナウドにはタマ派のシメオネの主張には黙っていられなかったのだ。

しかしそうはいってもスタジアムは公の場であり、そこにはたくさんの女性らも詰め掛けている。そのような真意が明らかになればロナウドは女性からの猛烈な反感を買い、沈静化した彼のレイプ疑惑が再燃しかねないことになる。

そのような事態に飛び火することを瞬時に悟ったロナウドは、アトレティコのサポーターがCLの優勝回数だと誤解していることに目をつけ、それを隠れ蓑にすることを思いついたというわけだ。

目に見える外形的な事象だけではなく、心理学を駆使し選手の内面にまで深く掘り下げていく、それがマニア・オブ・ビューだ。

いずれにせよ、フェミニストらからの偏狭な圧力を恐れず、男性らしさを公の場で露骨に主張したという点では、シメオネもロナウドも時代に反旗を翻した同志とも言える。私もそのような骨太な漢でありたいとは思うのだが、なかなか妻には頭が上がらないのが実情だ。ちなみに私はどちらかと言えば竿派なのだが、男性諸君らも今一度、自分が何派なのか深く探ってみてはどうだろうか?

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