「生ダラ」ボブの闘牛での雄姿
FIFAをぶっ壊す(ニッコリ)!
諸君らはボブ市川という人物を知っているだろうか? 平成や令和生まれのキッズらには馴染みがないだろうが、昭和世代の人間はその名に強烈な郷愁を覚えてしまう。
ここでボブを知らない若年層のために軽く説明をすると、彼はとんねるずの元マネジャーで、伝説のテレビ番組「とんねるずの生でダラダラいかせて!!」に度々登場したスーパー素人である。その彼が番組の中でも一番の輝きを放ったのが、スペインのマラガで行われた闘牛対決だ。
「THE ALFEE」の高見沢俊彦を負傷させ、ズボンの尻が裂けるほどに石橋貴明を恐怖に陥れた闘牛ロドリゲスに、ジュディ・オングの格好をしたボブは果敢に立ち向かい、バックに回って角を掴み、そのまま馬鹿力でねじ伏せてしまう。その雄姿はお茶の間を感動と爆笑の渦に巻き込み、まさに石橋が名付けたように彼は番組にとって「マラガの海の贈り物」となったのだ。
数十年の時を超えて再び
そして数十年の時を超え、マラガにまた海からの贈り物が届けられようとしている。
今夏にレスター・シティを退団した日本代表FWの岡崎慎司がマラガに到着したようだ。…(略)…先日『マルカ』は同クラブと岡崎が合意に至ったと報じたものの、マラガは経営面で問題を抱えており、新戦力を獲得するまでに選手の売却を進める必要があるため、移籍にはまだまだ時間がかかる可能性があると報じていた。
しかし24日夜、スペイン『ELDesmarque』は岡崎がマラガの空港に現れた動画を公開。この中で、日本代表FWは英語で「僕はスペインでプレーしたかった。(2部でのプレーになるが)それは関係ない。僕はチームとプレーできる環境を求めている」と言及している。
(GOAL)
私は以下のレポートで、
【CL】悲劇のアヤックス敗退 哲学を捨て、野獣・岡崎慎司を獲得せよ!
令和初のイングランド勢同士の決勝 ボンジョールノ、諸君。 前日に続き、チャンピオンズリーグ(CL)で連夜の大逆転劇が起きた。 ホー ...
アヤックスに岡崎慎司獲得を進言していたが、どうやらマラガが彼の横取りに成功したらしい。プレミア王者の称号を持つ岡崎の獲得は、スペイン2部の弱小クラブにとってはまさに豚に真珠、猫に小判、海からの贈り物という言葉が相応しい。
令和版「マラガの国の贈り物」である岡崎が、情熱の国でボブのように暴れ回ってくれることを私は楽しみに待ちたいと思う。