ネタにしてはいけない深刻な事件
ボンジョールノ、諸君。
フッボル界に身の毛もよだつ事件が起きた。
海外サッカーでまるでジョークのような不祥事が起きた。元イングランド代表MFが飲酒運転で逮捕されたのだが、その選手がなんとダニー・ドリンクウォーター(チェルシー)。海外メディアが続々報道しているのだが、ファンの間でも大きな話題となり、名前にかけた大喜利が展開されている。
(THE ANSWER編集部)
ファンたちはこの事件を面白がって大喜利などに興じているというが、これはまさに日本の諺「名を体を表す」が世界の真理であることを証明する重要で深刻な事例だ。以下のレポートで私はキラキラ・オブ・ネームに警鐘を鳴らしたが、
「グリーズマン・ムバッペ」の命名禁止に、名将の黒歴史が疼く
キラキラネームは万国共通? ボンジョールノ、諸君。 日本ではつい先日、両親から「王子様」というキラキラ・オブ・ネームを付けられた高 ...
名前が忠実に実体の性質を表象することが証明された今、世の親たちはますます子の命名に慎重を期さなくてはならなくなった。一歩間違えれば子供の将来を親の気まぐれで破滅させてしまうことにもなりかねないからだ。
世を覆う「名を体を表す」
しかし、よくよく考えれば「フッボル(フットボール)」も競技名の通り主に足のみを使うスポーツだし、「ロッククライミング」だってまさしく岩壁をよじ登ることを意味している。見渡せばそこら中に「名を体を表す」があったんじゃないか。
「缶詰」も缶に詰めているし、「動物園」は動物たちがいる園だ。「読書」は書を読むだし、「地球」は地が球状だと言っている。この世の全てが「名を体を表す」で構成されているじゃないか。なぜ今までそのことに気づかなかったんだ!
ちょっと待て、となると……あの選手の身が心配になってきたぞ。いや、誰のことかと言えば、マンチェスター・ユナイテッドのマタだ。当然マタにも「名を体を表す」が適用されることを考えれば、彼のマタ(股、股間)に何かトラブルが発生する可能性が高い。
それが病気なのか、または情事なのか、はたまたチ〇コマシーンでの罰ゲームなのか。このレポートを読んでいるマタに近しい人は早急に彼に注意喚起をしてもらいたい。
CLの勝ち上がりを大胆予想
本来ならば9日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝の2試合についてのマッチ・オブ・レビューを行うつもりだったが、ドリンクウォーターの重大ニュースが飛び込んで来た煽りを食ってボツとなってしまった。ただそれでも最後に少しだけ触れておこう。
ともにホームのリヴァプールとトッテナムが先勝したが、負けたポルト、マンチェスター・シティともに2nd・オブ・legで十分に逆転可能な位置に立っている。そこで私がこの両カードについてエセ評論家には逆立ちしてもできない大胆な予想を行っておこう。
少なくとも1つ、イングランドのチームが脱落する