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チャンピオンズリーグ 代表戦 名将のマッチレポート

【CL】ハーランドよりも注目すべきトゥヘルの採用した戦術「モリヤス」

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18日に行われたチャンピオンズリーグ・ラウンド16の1stレグでドルトムントがホームでパリ・オブ・サンジェルマン(PSG)を2―1で下した試合について、人々の関心は2ゴールを挙げて勝利の立役者となった令和のセーム・シュルトことアーリング・ハーランドに集中していることだろうが、マニアな視点を持つ私はむしろ負けた側のPSGトゥヘル監督が採った戦術に目を見張らされた。

後半32分にハーランドに勝ち越しゴールを許したところでトゥヘルはディ・オブ・マリアに代えてサラビアを投入したが、リードを許している展開にも拘わらずそれ以上の交代カードは切ることをせず、そのまま試合を終えてしまった。

おそらくこれは負けている状況にあっても戦術としては上手く機能していると判断したからで、元気な選手を入れたところで機能不全に陥ってしまっては同点、逆転の芽がより縮小するとの危惧があったためだろう。その上で私はこの無策という名の戦術の基となったのが、日本代表の森保監督だったのではないかと推察している。

森保の特徴的な戦術と言えばご存知、「ババ抜きやないんから!」とツッコミたくなる「交代カード残し」だが、この試合におけるトゥヘルの戦術がまさにそれだったのである。

諸君らはこれを単なる偶然の一致で片付けるであろうが、ビエルサと同様に戦術マニアのトゥヘルは辺境のリーグやナショナルマッチをも収集し、自宅にいる時は日中、音楽でも聴くようにそれを眺めている可能性が実に高い。

そんな中で見つけた森保の「交代カード残し」は、世界広しと雖もこんな斬新なものは生まれてこの方お目にかかったことはないとトゥヘルは強く膝を打ち、それがこの大舞台での2枚残しに繋がったと考えられるのだ。

世界でも屈指の名将がその戦術をトレースしてしまう森保という男。もしかすると身近にある我々が最も彼のことを見誤っているのかも知れない。

体操の世界には日本人選手の名から取った「モリスエ」という平行棒の技があるそうだが、フッボル界においても近い将来、交代カードを残す戦術が「モリヤス」と命名される日が来ることも何ら不思議ではない。

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