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【ACL】川崎Fの勝敗を左右した得点者の記録ミス L・ダミアンに与えた影響とは?

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kelseyannvere / Pixabay

奇跡に泥を塗る不始末

ボンジョールノ、諸君。

23日に行われたAFCチャンピオンズリーグ(ACL)のグループH第4節、川崎フロンターレ―蔚山現代戦で重大な判断ミスが起きてしまった。

[4.23 ACLグループH第4節 川崎F2-2蔚山 等々力]

ツインシュート”はFW知念慶のゴールに訂正された。1点を追う後半37分、猛攻をかけた川崎フロンターレはDF登里享平が左サイドからクロスを送ると、FW小林悠がミドルシュート。これは相手GKに阻まれたが、こぼれ球に反応した知念とFWレアンドロ・ダミアンが重なるような形でシュートを放った。

先にボールに触ったのはL・ダミアンだったが、これはミートせず、足がボールに乗っかった形で知念が右足シュートに持ち込んだ“ツインシュート”。会場ではL・ダミアンとアナウンスされ、Jリーグ公式サイトもL・ダミアンを得点者とした。しかし、AFCの公式サイトは知念のゴールとし、試合後、J公式の得点者も知念に訂正された(こぼれ球→L・ダミアン→知念)。

(ゲキサカ)

少年時代には誰もが夢見たであろう『キャプテン翼』のツインシュートが公式戦で披露され、しかもそれがゴールに結び付くという奇跡的な情景ともなったが、その奇跡に泥を塗る不始末だと言っていい。

諸君らは「試合後にちゃんとL・ダミアンから知念に得点者が訂正されたのに何の問題があるんだ?」と疑問に思っていることだろうが、それも仕方がない。この事案の深刻性を認識できる者はマニア・オブ・ビューラーの中でもほんの一握りの猛者だけだと思われるからだ。

仮に試合中に得点者が正確に記されていれば、川崎の勝利で幕を閉じていた可能性だって十分にあった。では、一体どういった根拠でもって私がそう断言しているのかを今から噛み砕いて説明していこう。

得点者=ガッツを負担?

まずは諸君らに簡単なクイズだ。ファミコンソフト『キャプテン翼Ⅱ スーパーストライカー』でツインシュートを放つ場合、その消費ガッツはいくらになるかね? ……このような常識問題には即答してほしいところだが、正解は180だ。

そして消費ガッツというものはシュートを打った選手の保有ガッツから差し引かれる。例えば翼くんがボールを保持している時にツインシュートをコマンドすると相方の岬くんも同時にシュートを打つが、180ガッツは全て翼くんの負担となる。その代わりに得点者は翼くんとなるため、「得点者=ガッツを負担」という構図であることが理解できる。

この構図を通して先のACLの試合を分析してみると、途中出場でピンピンしていたはずのL・ダミアンがツインシュート後に急に動きが緩慢になった理由も判明してくる。得点者と誤記されたことで保有ガッツから180ガッツが差し引かれ、疲弊してしまったのだ。しかも試合後には得点が訂正されるという始末で、まさに彼にとっては踏んだり蹴ったりの一日となった。

先発で出場していた知念が正しく得点者と記録されていれば、既に疲労から足も止まっていたためガッツを差し引かれたところでそうパフォーマンスに変化は見られず、代わりにピンピンしていたはずのL・ダミアンが勝ち越しゴールを決めていた可能性も高いのだ。

記録員は猛省を

フッボルに携わる者であれば決してガッツを軽視してはならない。それが記録員であってもだ。ガッツがなければ「くっ! ガッツがたりない!」とシュートすら打てない事態にも陥ってしまうこともある。そういったことにも気を配り、記録員の方々にはこの試合を教訓に正確な仕事を心掛けてもらいたい。

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