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ラ・リーガ 名将のコラム

名将が薦めるレアル久保建英のレンタル移籍先とは?

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rawpixel / Pixabay

3部リーグは時間の浪費

ボンジョールノ、諸君。

令和の怪物、レアル久保建英が北米合宿で見せるそのクオリティーに、周囲がここに来て慌てふためき出したようだ。

レアル・マドリーに加わった日本代表MF久保建英について、今季どのカテゴリーでプレーするか、去就が騒がしくなっているようだ。

久保は今夏の移籍市場でFC東京から5年契約でレアル・マドリーに加入。当面のところは同クラブのレジェンドでもあるラウール・ゴンサレス監督が率いるBチームでプレーするものと見られていた。だがプレシーズンではトップチームの一員として北米遠征に帯同し、そのプレーレベルの高さから、他の1部チームにレンタルさせ経験を積ませるプランも急浮上しているという。

(GOAL)

私からしてみれば今頃気付いたかという感じだが、レアル久保の才能を受け止めるのに、カステージャが所属する3部リーグでは余りにも器が小さ過ぎる。高校生のチームが小学生の大会で無双をしたところで何ら得るものがないのと等しく、レアル久保を下部リーグに押し込めるのは貴重な時間を浪費するだけで、彼にとってもクラブにとっても一縷のメリットすらも見出すことはできない。

となればトップ・オブ・チームに引き留めてこのまま新シーズンを迎えることも一つの手だし、実際にレアルはレアル久保をフベニルA(ユース)に登録し、EU圏外枠の制限を受けないよう便宜を図っている。

他国の上位クラブに的を絞れ

しかしいくらレアル久保のスキルがチーム内では出色であっても、スター揃いの銀河系軍団は気性や嫉妬も銀河系レベルで、古参を差し置いて18歳のレアル久保を登用し続けることには他選手からの反発が予想される。よってジダンも不本意ながらレアル久保の出場機会を制限せざるを得ず、コンスタントに試合に出るとなればやはり他の1部チームへのレンタルがベターかと考える。

移籍先にはスペインに馴染むという観点からラ・リーガが望ましいが、レンタル先のレアル久保の活躍によりレアルの勝ち点が削られるのではとの憂慮から、その線は薄いと私は見ている。よって他国への移籍が現実的となるが、そうなれば中位クラブよりも優勝を競える上位クラブに的を絞った方がいいだろう。チーム内でのモチベーションも高く、生存を懸けた日々の激しいトレーニングに揉まれることは大きな利点となる。

加えてレンタル先の選択において重要となってくるのが言語だ。短期のレンタルでは意思疎通に躓いているうちに契約期間が過ぎ、手ぶらで所属クラブに戻ってくるという悲惨な事態さえも考えられる。レアル久保がネイティブレベルに扱える言語と言えばスペイン語の他には言うまでもなく日本語となるが、その日本語が共通言語とされているリーグは、そう、Jリーグだ。

実家から通える最高の移籍先

Jリーグの技術水準を鑑みれば、上位どころが首位のクラブでさえも喉から手が出るほどにレアル久保を引き入れたいと思うはずだ。そこで現在J1で首位を走るクラブはと調べてみると……ほう、FC東京か。いいんじゃないか。レアル久保の出身地は川崎市ということだから、実家からでも十分に電車で通える距離だ。母親の愛情が籠った朝食を頬張って練習に向かうことができる。ふむ、これほどの環境にあるクラブはそうは見当たらないだろう。

Jリーグにとってもレアルの現役若手選手を招聘できれば、それこそヴィッセル神戸のイニエスタ以上の商業的なインパクトを世に与えることができる。まさにFC東京はJリーグ、レアルの3者全てに恩恵をもたらす最適解のレンタル先と言えよう。このレポートを見ているレアルの関係者よ、アイデア料は後日に折衷するとして、私の案を一度検討してみてはいかがだろうか。

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