マジョルカに所属する日本代表MF久保建英は、日本人ファンの注目をリーガ・エスパニョーラに集め続けている。リーガエスパニョーラ・アジアオフィス事務局長のイバン・コディーナ氏は、久保にまつわる驚きのデータがあることを明かした。11日に、スペインのラジオ局『カデナ・セール』が報じている。
コディーナ氏によると、日本で最も視聴された今シーズンのリーガ・エスパニョーラ10試合を見ると、うち8試合がマジョルカの試合だったという。最も観戦された試合は、第13節のマジョルカ対ビジャレアル戦。この試合で、久保はPKを獲得してチームの先制点確保に貢献すると、左足のミドルシュートでチーム3点目をマーク。リーガ・エスパニョーラ初ゴールを記録し、日本中のファンに喜びを届けた。
このビジャレアル戦が、バルセロナとレアル・マドリードによる“エル・クラシコ”や、レアルとアトレティコ・マドリードによる“マドリード・ダービー”よりも注目度が上だったことで、現地では驚きの事実として報じられている。
(SOCCERKING)
―海外の反応―
▪彼らはもうポルティモネンセの試合を見てないんだろうな
▪昨年は中島がいるから楽しかったのに
▪<ベンフィカファン>マリティモの方に前田がいるからじゃない?
▪前田に関してはもっとやれるかと思ってたんだが
▪1人の選手が視聴率に大きな影響を与えるのはクレイジーに見えるね。ドイツ人としては良い選手がたくさんいる環境に慣れているから、1人のスターのためじゃなく、チームのために試合を見ることになるし
▪<レアルファン>実際にインドネシア人の若手が1人在籍していることで、ポーランドリーグに対するインドネシアの関心が高まっている
▪米国の視聴者がチェルシーが好きなのは、プリシッチがいるからだよね
▪<チェルシーファン>想像してくれ。ビッグクラブがインド人と契約するところを ※インドの人口13億人
▪これはナショナリズムに起因することだね。チャンピオンズリーグ(CL)の方が質は高いのに、ワールドカップに人々がより熱狂する理由さ
▪<バルサファン>久保にはサッカーアニメの質の向上のためにもぜひ成功して欲しい。『ブルーロック』(サッカー漫画)には悪いが
▪<アーセナルファン>『ハイキュー!!』(バレー漫画)並みのサッカーアニメが出てくれればいいんだが
▪<バルサファン>『黒子のバスケ』も良い。『ブルーロック』のアートは素晴らしいものがあるけど、スポーツ漫画としては物足りないんだよな
▪<アーセナルファン>『ハイキュー!!』の80%の質でも満足するよ
▪<ベンフィカファン>『BE BLUES!〜青になれ〜』(サッカー漫画)はリアルで面白いよ
▪<PSGファン>『スラムダンク』>>>『黒子のバスケ』。むしろ『あひるの空』(バスケ漫画)ですら『黒子』よりもいい
▪『GIANT KILLING』を見ることをお勧めする。これはJリーグを題材にしたサッカーアニメで、超人的な要素は一切ない
▪2018年版の『キャプテン翼』もなかなか良い
▪<レアルファン>日本では久保が得点したビジャレアル戦はクラシコよりも多くの視聴者がいたのか
▪ビジャレアルーマジョルカ戦は2019年のスポーツイベントの中で最も人気を博した試合だった、@日本(笑)
▪<レアルファン>ウー・レイのデビュー戦には4千万人の中国人が視聴していたらしい
▪公平に見て今のクラシコにはC・ロナウドがいた頃ほどの価値はない
▪<リヴァプールファン>僕も昔はラ・リーガも2、3試合は見てたけど、今じゃ0だからね
▪日本の優秀な選手の多くはブンデスリーガにいて、プレミアリーグやセリエAにも何人かいる。でも彼らには久保ほどの影響力はないと思う
▪具体的には長谷部?
▪現在過去を問わず、ざっと記憶だけを頼りに、本田、中村、稲本、中田、南野、吉田、長友、冨安、原口、遠藤、大迫とか
▪確かに南野や吉田もほとんどプレーしていないし、原口と遠藤のためにドイツの2部を見る人はいないよね。定期的に先発していて、見ていてワクワクするのは大迫だけかな
▪<浦和レッズファン>しかも驚くべきは過去の素晴らしい日本人選手の中でも、久保ほどの注目を浴びた選手はいないということ(しかも、あの若さで)。南野は試合にこそ出てないけど、ここ2年間では最も市場で人気のある選手だった。ザルツブルクでの活躍は目を見張るものがあったし、日本のスポーツ紙はリヴァプールのトレーニングやクロップがいかに彼に期待しているかを伝えている。大迫に関しては知名度やワールドカップでのパフォーマンスは別として、日本のファンはそこまで彼を追いかけてはいない(夜中まで起きてブレーメンの試合を見るくらいに)。リヴァプールでベンチスタートの南野の方が、先発の大迫よりもまだ話題性がある
▪<ヴィッセル神戸ファン>どうやら君たちは酒井宏樹のことをすっかり忘れているようだ。僕にとっての長友、長谷部以来のお気に入りのDFだ。 新世代の日本人選手には本当に期待している。菅大輝、冨安、堂安、久保、安部、前田、古橋(ヴィッセル神戸、イェーイ)。この世代の良いところは実力と経験豊富な選手が混在していることだね。2006年のあの失われた世代のようなことがないように祈っている
▪鎌田もいるよ
▪そうだね。鎌田と大迫は1部でプレーしているから日本人はワクワクするかもしれないけど、守備的な選手の試合は誰も見ないだろうし、攻撃的な原口は2部でプレーしている
▪<ホッフェンハイムファン>鎌田はもっと注目されるべきだな
▪冨安も将来の日本代表のキャプテンとして期待されているし、あの若さでアジアカップやコパ・アメリカで絶大な影響力を示していた。この2020年では大迫よりも冨安がいるボローニャ戦を観戦する人の方が多いんじゃない
▪冨安は本当にいい。賛同する
▪<ベンフィカファン>商業的な理由から小久保がトップチームのGKになるのは嫌だね
▪<ユナイテッドファン>この男(久保)には偉大なキャリアを歩んで欲しい。日本にはその時代を代表する偉大な選手が必ず1人は現れる
▪久保は将来、『FIFA』(ゲーム)でビーストなスターカードになるに違いない
▪MLS(米国)にもFCシンシナティでプレーしているもう1人の久保(裕也)がいるけど、日本のファンらが勘違いして別の久保を見るためにMLSを視聴することを願っている