
【アジアカップ】「イラン―日本」戦 名将のマッチレビューと個人採点
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プロファイリングビンゴを原口が阻止
ボンジョールノ、諸君。
いやぁしかし、昨日のアジアカップ準決勝「イラン―日本」戦の原口にはやられたよ。何もアディショナル・オブ・タイムに無慈悲な追い打ちをかける必要もなかろうに。おかげで私のプロファイリングが鼻差で勝利を逃してしまった。
最後にアダルトな諸君らだけに向けて私の狙い目を発表しておこう。日本の「1―0」「2―0」「2―1」「3―1」「3―2」「0―1」「0―2」「1―2」「1―3」「2―3」「延長(PK)勝ち」「延長(PK)負け」だ。
2―0のまま終了していれば非の打ち所のないプロファイリングビンゴだったのだが、まあこのような難しい試合ではあまり多くは望めまい。それでも私はしっかりと日本の勝利を予想し、しかもここまで無失点だったイランに日本が「3―1」「3―2」と3得点するという予想まで立てている。つまり私のプロファイリングは勝ちはしなかったものの、負けもしなかった。よってドローと言えるだろう。
日本代表は新庄剛志?
それにしてもサムライ・オブ・ブルーの新庄剛志ぶりは際立っている。新庄とは日本の諸君らにはお馴染みだろうが一応説明しておくと、元ベース・オブ・プレーヤーで阪神などで活躍した少し変わった人物のことだ。そんな彼が大リーグ挑戦を表明した時、誰もが1年も持たずに帰ってくると決めつけていた。なぜなら彼がプロ入り後10年間で記録した年開最高打率は.278で、人気先行のアイドル選手だと思われていたからだ。
しかし結果はどうだ? 大リーグのメッツに移籍した新庄は4番を任されるなど終わってみれば日本時代と打率が1分しか変わらない.268でシーズンを終えてしまう。つまり彼は相手のレベルに応じたそれ相応の成績を収めてしまう謎の適応力があり、それはレベルの上下を問わない。この妙な体質がフッボル界では日本代表にあるようなのだ。トルクメニスタン戦やベトナム戦では馴れ合いのようなフッボルに終始した日本だが、イランを相手には一気にギアを上げてきた。
特筆すべき大迫と冨安
試合開始からチーム全体での出足が良く、ベトナム戦までの体の重さが解消されていた。準決勝以降にコンディションのピークを迎えるようにマネジメントしていたのかそのあたりの内部事情はわからないが、出足の速さが体格差を埋め、選手個々の足元にもボールが良く馴染み、狭いスペースでもパス交換によって停滞することなく推進力を維持していた。
その中心がエース大迫であることは言うまでもない。北川某氏とは違い大迫にボールが入った時、周りがロストを前提としないその後の展開に向けた動き出しを躊躇なく始める。1点目はまさしく大迫のエレガントなポストから南野の抜け目ないランがもたらしたもので、2点目のPKもまた大迫のポストから南野というホット・オブ・ラインが誘発したものだ。
また大迫への信頼から3列目の柴崎も前線に顔を出して攻撃に厚みと幅を加えていたが、そこの空いたスペースを遠藤が力強くケアしていたことも忘れてはならない。このダブル・オブ・ピボーテは大会を通して徐々に熟成の度を高めていただけに、遠藤の負傷は残念という他ない。
そしてこの試合において大迫と並んで称賛されるべきは冨安だろう。イランの戦術であるロングボールを無効化し、相手のエース、アズムンを完封していた。冨安の最大の武器はずばり頭だ。無論それは高さではなく頭脳という意味だ。味方がボールをロストした瞬間に彼はマッチアップする相手を見ると同時に常にスペースを意識している。それは相手のロングボールの軌道を読むことでもあり、彼がアズムンよりも先にボールに触れることができた要因だ。
サイドを使わない単調なイランの戦術
しかしイランも面食らったことだろう。脆弱とされていた日本のCBがこれほどカッチカッチだとは露も思わず、別の戦術を用意していなかったように見える。彼らの戦術はロングボールを前線に預け、こぼれてもセカンドボールを拾っては速攻に繋げるというものだったが、サイドに振ることのない正面のみの単調な戦術だった。サイド攻撃と言えばロングスローのみで、ここまでサイドを軽視しては組織化された守備は容易には崩せない。
足元や連携でもサウジには遠く及ばず、おそらく個の力だけで格下の相手をねじ伏せてきたのだろうが、脱アジア級の日本を相手にしては評判だったチームの完成度が虚飾であることが露呈されてしまった。メンタルにおいても2点目を取られてからは意気消沈したようで、明らかにプレーの強度が落ちていた。
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編集者のA氏から指摘されたのだが、どうやら私はイランとイラクを混同していたようで、彼らのメンタルを不正確な情報から高く買い被っていたらしい。イラクがフセインでイランがガンジーだな、よし今度は理解した(名将は高校球児のように勉強する暇もなくフッボルのみに人生を捧げてきました)。
イエローをもらい壊れた長友
それでは個々の選手にマニア・オブ・ビューを照射していこう。
【個人採点】(10点満点)
<GK>
権田修一 6 前半21分のアズムンのシュートを足元でビッグセーブ。ただこれもベトナム戦と同様に自分が招いたピンチ。なぜあの狭いスペースで遠藤に出そうと思ったのか。もはやサバンナ高橋というよりは、「やってはいけないことをやってしまいたくなるクセ」があるプラス・マイナス岩橋の領域に入ってきた
<DF>
長友佑都 7 前半12分の南野へのクロスは奥の堂安の方が正解だったか。ただそこに至るまでの裏へ抜けるタイミングは申し分なく、久しぶりにらしさを見せた。守備も怠りなく、原口との無尽蔵な上下運動はオランダリーグ得点王のジャハンバフシュを疲弊させ後半途中にベンチへと追いやる。だが終了間際の乱闘騒ぎではなぜかイエローをもらい、その時の壊れた猿のような表情が私の笑いのツボに入ってしまった。許せ
吉田麻也 8 日本代表の新庄ぶりを象徴する選手。格下相手にはチョンボをかますが、難敵相手にはプレミアの威厳を示す。試合を通してミスがなく、最終ラインを統率して守備に安定をもたらした。冨安とのコンビはアジアでは難攻不落の感がある。乱闘の仲裁でも見事な壁を作った
冨安健洋 9 前半10分のアズムンへの縦パスを皮切りに、近くに来た相手のロングボールをほぼ全て弾き返し、イランの「戦術アズムン」を一人で粉砕した。それを可能たらしめたのが経験によって培われるポジショニングなだけに、彼が本当に20歳なのか、寺田心くんにも通じた妙な老齢感を覚えずにはいられない
酒井宏樹 7 中央で冨安にボコられたアズムンがサイドに流れてくるも、酒井もしたたかに彼をコツき、逃げ場を作らせなかった。後半開始早々にPA手前で乙女のようなハンドを見せるも、24分にはサイド深くから原口へ惜しいクロスを供給し、攻撃でも脅威となった。
<MF>
柴崎 岳 8 1点目と3点目の起点となったように、パス1本で局面を変えらえる稀有な存在。いつもよりも前目でプレーし、イラン守備陣に的を絞らせなかった。ガクガクさんからワクワクさんへと復調してきたが、相手にとっては恐怖のガクブルさんと言えるだろう
原口元気 7.5 相手の息の根を止め、私のプロファイリングに傷をつける3点目を奪う。相変わらず攻守に走り回ったが、一つ苦言を呈せば、後半のカウンターでフリーだった長友に出さずボールを奪われピンチを招いたのは頂けなかった
遠藤 航 7 ケガを抱えていたせいか、いつものように攻守を繋ぐという展開までには至らなかったものの、交代までに潰し屋として十分な働きを見せた。日本の隠れた心臓だっただけに、決勝の舞台に立てないことがどうチームに影響するか
堂安 律 6.5 前半18分の混戦からのシュートはミートできず、また後半27分のカットインからのシュートもキーパー正面とやや決定力に不満が残った。大迫や南野との連携が思ったほどになく、前半7分に右サイドから3人のシンプルなワンタッチでゴールに迫ったあの形をもう少し増やせれば良かったのだが
<FW>
南野拓実 8 今大会はやや球離れの悪さが目についたが、大迫がスカッドに復帰したことでシンプルで効果的なパス交換が生まれた。大迫にボールが入った時に走り込んでいく位置も良く、1点目はまさにその象徴と言える。3点目の原口へのはたき(アシスト)も彼からで、全ての得点に関与。前線からのプレスも怠らず、攻守にチームを助けた
大迫勇也 9 もはやアジアでは「上上下下左右左右BA(チート)」レベルなCF。前半こそややマークに苦しんだが、時間の経過とともに安定感を増し、ポストプレーからフィニッシュまでをこなし2得点。彼にボールが入った途端に周りが一斉に動き出すその流動性は彼への信頼で成り立ち、そのリターンパスも力の制御されたソフトなもの。マン・オブ・ザ・オブ・マッチ
<交代>
塩谷 司 6 遠藤のケガで急遽出場。うまくボール前線に繋いでいた
室屋 成 5 アズムンと競り合った後に頭を叩かれ、下手な演技をしてはすぐに我に返っていたのには笑った
伊東純也 5 パスカットした場面ではドリブルではなくすぐに前線に預けるべきだった
<ベンチ>
北川航也 - ウォーミングアップをしている姿がテレビに映し出された瞬間、日本中がざわついた
<監督>
森保 一 8 中東の地でイラン相手に3―0は快挙。北川をアップさせていたのには気が触れたのかと心配になったが、どうやら彼なりのジョークだったようだ。ここにきてようやく5度目のアジアカップ優勝が見えてきた