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遠藤保仁のG大阪残留に思う鳥谷敬の阪神退団という球界の汚点

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edar / Pixabay

選手とクラブの阿吽の呼吸

J・オブ・1のガンバ大阪に所属する39歳のベテラン遠藤保仁が、来季も青と黒のユニフォームに袖を通すようだ。

ガンバ大阪MF遠藤保仁(39)に、クラブが残留オファーを出すことが19日、分かった。

クラブ幹部が「必要な戦力」と明かした。現在、J1出場625試合で、元日本代表GK楢崎正剛の631試合に迫る。ただ4日札幌戦に続き、この日も出番はなく、残り5試合でタイ記録、記録更新ともに来季へ持ち越しが決まった。本人もG大阪での達成を願っており「やれる限り、やりたい」と話している。

(日刊スポーツ)

クラブ側が契約の更新理由に挙げた「必要な戦力」という言葉はいかにも空虚な響きで、詭弁であり建前であることは言うまでもない。

最近はピッチに立つ機会も少なく、年齢などもシビアに勘案すれば、高給取りの遠藤を来季の戦力に組み込むとは、クラブ経営の観点から言えば落第との烙印を押されるレベルだ。

やはりそこには政治的な配慮があり、その配慮とはすなわちレジェンドに対する敬意だ。本人からスパイクを置くとの意志表示が見られなければ、その功績を重んじクラブ側は黙って契約更新に応じる。

言葉ではなくアクションで意思疎通を図る。レジェンドともなると、そのような阿吽の呼吸が選手とクラブ間に存在しているものだ。

そう考えればG大阪の対応は何らおかしくはなく、却って阪神のレジェンドに対する振る舞いの方がよほど非難に値することだろう。

球界はサッカー界の兄でなければならない

チームの生え抜きで、2度のリーグ優勝に貢献し2千本安打も達成したレジェンド鳥谷敬に対して、阪神球団は来季についての話し合いの場で本人の意志に探りを入れることもせず、ハナから引退を促したという。

確かに今季の成績では来季の戦力とは言い難く、阪神で現役を終えてほしいという思いもわからぬではないが、選手がその意志もないのに自由契約どころか引退をお願いするなどとは、いささかレジェンドに対する礼を失していた。

球界のレジェンドはその競技の先進性から言って、フッボル界のレジェンドよりも遙かに格上であるにも拘わらず、それに対する経営側の配慮はフッボル界の方が手厚いとは、阪神の対応は球界の汚点との誹りを免れまい。

球界は未開なフッボル界にとっては仰ぐべき兄のような業界、つまりラオウとジャギのような関係性でなければならない。今回の鳥谷事件に関しては阪神球団のみならず、球界としても多いに反省してもらいたい。

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