アトランタ・ブレーブスの若きスターも日本の偉才に負けていない。
現地10月3日、米野球専門誌『Baseball Digest』は、今季の最優秀選手(MVP)を発表。野手部門で23人中13人の1位票を獲得したロナルド・アクーニャJr.(ブレーブス)が計57点で1位に選出され、一方、1位票9人にとどまった大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)は計48点で惜しくも2年連続の2位となった。
頂点に立ったアクーニャJr.は、今季159試合に出場し、打率.337、41本塁打、106打点、73盗塁、OPS1.012を記録しているベネズエラ出身の25歳。「40本塁打&70盗塁」という史上初の快挙を成し遂げ、ナショナル・リーグMVPの最有力として目されるなど、今季最も存在感を放った一人であることは間違いない。
この発表を受け、中南米の野球情報を発信する専門サイト『Al Bat』は、掲載した記事の中で、「アクーニャJr.がオオタニを上回り、米野球専門誌の投票によるメジャーリーグ年間最優秀選手に選出」と報道。初の栄誉を受けたブレーブスの背番号13に対し、「2023年にMLBキャリア最高のシーズンを送った」と綴っている。さらに同サイトは、「エンジェルスの傑出した打者であり、投手でもあるオオタニを上回ってみせた」と記すと、「日本人スターは9月3日以降、怪我のためにプレーすることができなかった」ともコメント。右脇腹痛のため一足早く今季を終了した大谷は、投手としてのシーズンも右肘靭帯損傷の影響で8月23日に終了していた。
今季ともに強烈なインパクトを残したアクーニャJr.と大谷。さらなる両者の受賞ラッシュに期待だ。
(THE DIGEST編集部)
翻訳元:https://x.gd/cf86R
海外の反応
<スレ主>
『ベースボール・ダイジェスト』の年間最優秀選手の投票結果
ロナルド・アクーニャ(ブレーブス)57点
大谷翔平(エンゼルス)48点
ムーキー・ベッツ(ドジャース)26点
マット・オルソン(ブレーブス)4点
コーリー・シーガー(レンジャース)2点
フレディ・フリーマン(ドジャース)1点
<ツインズファン>
草
<ツインズファン>
こんなことはあり得るのか?
<カージナルスファン>
何てジョークだよ
大谷は今年の球界で最高の打者であり、加えてトップ6~7の先発投手でもあったんだぞ
<レッドソックスファン>
狂っているな
(欠場した)シーズン最後の数週間は本当に翔平の記録的なシーズンを全く忘れさせるほどだったのか?
彼は3年連続で史上最高のシーズンを過ごし、今年はその中でも間違いなくベストなものだった
<レッドソックスファン>
OK
でも、聞いてくれ
大谷はこの賞を獲得した22年(※2位)と21年にもよく似たシーズンを過ごしているし、それは理解できる
アクーニャはみんながその実力を理解しているスターの1人である一方、今年までは一貫した活躍を見せていなかった選手だ
どちらもMVP候補だけど、今回受賞すべきだとしたら?
<レッドソックスファン>
俺に取ってそのNBAスタイルの「物語性」はナンセンスに聞こえる
確かに彼らはどちらも素晴らしいシーズンを過ごしたが、翔平の方が明らかに優れていた
幸い彼らは異なるリーグに所属していることから、両者がMVPに選ばれることになるが、どちらが優れたシーズンを過ごしたかについては議論の余地はほとんどない
それは翔平だ
<ドジャースファン>
投票疲れ(※同じ人への投票を避ける心理)は馬鹿げている
大谷の方が優れているよ
<ドジャースファン>
ムーキーに1票を入れた唯一の投票者、君に俺の永遠の愛を捧げる(翔平に投票すべきだったけどね)
<ドジャースファン>
何てこった
これはひど過ぎる
<侍ジャパンファン>
アラナ・リゾ(※アンチ大谷の記者)は投票者の中の1人だ
誰もこの結果には驚いてないよな?
【海外の反応】アンチ大谷記者「彼は投手だから最高の選手になれない」ファン「それでよく仕事が務まるなw」
<スレ主>
不可解だ
<エンゼルスファン>
PR要素が強い賞が台頭した若手のスーパースターにスポットライトを当てるのは悪くないと思う
<エンゼルスファン>
大谷のbWARが10.0、アクーニャは8.1だ
これを見ると投票者たちは見た目の印象だけという単純な評価基準を持っているのか、あるいは40本塁打/70盗塁に対して過度な感動を覚えているように思われる
<エンゼルスファン>
投票者たちは『Baseball-Reference』のWARのページを見るという複雑な作業を行うべきだったの、見た目の印象という単純なアプローチを取ってしまった
<ヤンキースファン>
マット・オルソンがこんなにも素晴らしいシーズン(※54本塁打)を過ごしながら、わずか4つの3位票しか貰えなかったのはある意味で滑稽だな
<MLBファン>
ワオ、ロイス・ルイスはMVPを盗まれたわ
58試合、打率.309、15本塁打、52打点、OPS.921
<アストロズファン>
この年間最優秀選手賞はMVPとは評価基準が違うらしい
MVPは最高の選手に与えられる
年間最優秀選手賞は「その年を振り返った時に誰の年だったか」的な感じだ
仮にその基準で行くのなら、俺は2023年を「大谷が再びユニコーンなシーズンを送り、トレードされずに早期にシーズンを終えた年」としてではなく、「アクーニャが史上初の40本塁打70盗塁を達成した年」として記憶したい
<スレ主>
アクーニャが受賞したこと自体に怒っているわけではなく、単に翔平に3位票を入れた5人の野球の無知ぶりに驚いているだけだ
<ドジャースファン>
そして3位にすら入れていない人物が1人いるという
<エンゼルスファン>
トレードされなかったことが彼のフィールド上でのパフォーマンスに何の関係があるんだ?
大谷はこの3シーズンにおけるリーグ最高の選手で、「40-70」という言葉はただ響きがクールというだけで使っているに過ぎない
そしてそれは記念碑的な偉業だが、今後に誰かが再現できる可能性がかなり高い
一方の大谷が成し遂げたことはもう誰も成し遂げることができないんだ
<ブレーブスファン>
この賞は今年一番クールに見えた選手に贈られるもので、それがアクーニャだ
その優劣や「実際に大谷の方がWARが高い!」といったことについて議論しても構わないが、大谷が今年あまりフューチャーされなかったのは、まあ、俺たちがそれに慣れてしまったからだろう
もしアクーニャが3年連続で40-70を達成すれば、その年には今よりも話題性は少なくなると思う
<エンゼルスファン>
俺は一切WARについては言及していないが
アクーニャがクールに見えたのは、ブレーブスの放送局とMLBが、今年から適用されたルール変更によってかなり達成しやすくなった盗塁を誇大宣伝して祝うために恣意的に偉業をでっち上げたからだ
お前のコメント自体も「大谷慣れ」がどれほど馬鹿げているかについて語っているじゃないか
<MLBファン>
これに投票したのは大谷の実績を貶めたがる「MLBネットワーク」の連中だ
だから何も驚かない
3位票が5つ、2位票が8つもあることからそれは明白だろう
例えばコールはこの雑誌のサイ・ヤング賞の投票で1位票を20も獲得した
昨年の大谷はFIPで2位、投手WARで2位、奪三振率が1位だったのに、実際のサイ・ヤング賞の投票では4位だった
なぜなら1人の投票者が5位にも彼を選ばなかったからだ
そうした連中は終始不機嫌なのか、嫉妬しているのか、レイシストなのか、よくわかからない
大谷は全く相応しくない扱いを受けているよ
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<ヤンキースファン>
ジョシュ・ドナルドソンを無視しているな
2015年のア・リーグMVPも、今季途中でヤンキースから戦力外
<ドジャースファン>
お前たちウィーブ(※日本好き)が俺にアクーニャを擁護させるなんて信じられないが、ほぼ全試合に出場し、MLBの最高のチームでOPS1.012を記録したことは、年間最優秀選手にかなり相応しいように思える
WARを持ち出せば、それはリンドーアが2023年においてトップ10の選手であることを意味することになるぞ
<ドジャースファン>
なぜリンドーアがトップ10の選手じゃないと思っているんだ?
彼はシーズン30本塁打/30盗塁を達成し、野球の中で最も重要な内野のポジションであるショートで優れた守備を披露しているのに
<ブルージェイズファン>
これは全くの非礼だ
大谷は今年の最高の打者であり、トップ5〜7に入る投手だ
この投票者たちから敬意を持たれるためにはこれ以上何をすべきなんだ?
こんなことは言いたくないが、もしが大谷がアジア人でなかったなら、メディアはもっと彼に敬意を払っていただろう
<メッツファン>
アクーニャが大谷よりも上だなんてアホらしいwww
<スレ主>
大谷に入っている3位票が全くおぞましいわ
<マリナーズファン>
それよりもひどいことは何かって?
最初の列(1位票)を合計すると23票だ
そしてアクーニャと大谷の行の合計はそれぞれ22票だ
つまりこれはどちらの選手も3位にすら入れてない投票者がいるってことだ
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