ドイツが欧州諸国の中で先駆けて先週からブンデス・オブ・リーガを再開した。その勇気ある英断に称賛を送るとともに、ドイツよりも遥かに感染者と死者が少ない日本において未だJリーグが再開されないことに苛立出しさも覚えてしまった。
いくら日本政府がメディアに煽られた不安定な世論に及び腰になり経済活動の全面的な再開を躊躇する中でも、その鬱積した国民心理を政治に先んじて打破するのがスポーツの役目であろう。その自覚が老害かつ保身集団たるJFAに微塵もないことは日本にとっての不幸と言えよう。
私はこれまでJリーグの再開に向けて、以下のレポートなどで選手や審判にマスク着用を義務付ける「辰吉丈一郎式フッボル」を提案してきたものの、
今すぐJリーグを再開し、新型コロナを選手強化に活用せよ!
NPBに追従するだけでは… 未だ収束の気配が見えない新型コロナショックに対応するため、日本スポーツ界の両巨頭がタッグを組んだ。 日 ...
そのアイデアに対してJFAから全く問い合わせがなかったことに憤慨していたが、正直、選手たちにマスク着用を強制することは酸欠状態に陥る危険性もあり、運営側の立場としてはリスクがあったことは否めない。
そこで私はJリーグ再開に向けての決定打となる別の方策はないものかと思案していたところ、その手掛かりとなるビッグ・オブ・ニュースが飛び込んで来た。
奈良県立医科大学(同県橿原市)などは15日、新型コロナウイルスがオゾンガスによって無害化することを世界で初めて確認したと発表した。将来的に病棟や診察室での活用が期待できるという。
(産経新聞)
何とオゾンガスで新型コロナが無害化されるというのだ。ただそれよりもこの「オゾン」というワードを目にした瞬間、私だけではなくおそらくは諸君らもそうであろうが、あのレジェンド・オブ・アーティストの名が脳裏を掠めてきた。そう、ASKAだ。
ASKAは4月の段階で既にコロナ対策として水道水をオゾン水に変える「SAYONARA」という装置を発明し、量産化に向けてクラウドファンディングを募っていた。このガスではなく水というところに、私はフッボルとの親和性を覚えてならない。
何やらガスと聞けばアウシュビッツの例もありおぞましさを感じるが、それに対しオゾン水という響きはさわやかなスポーツドリンクのような印象を与える。実際にフッボルには水は欠かせないもので、試合前のピッチには水がまかれ、試合中のライン際には水筒がいくつも置かれている。
そしてこのフッボルに使用する水をASKAが発明したオゾン水で代用すれば、ピッチは無菌状態になり、選手らが給水する水筒もワクチンの如き働きをするのではないか。その水筒の水をまた選手らはよく頭から被ったりもするが、これならブンデスでは禁止されていたゴール・オブ・セレブレーション後のハグも行える。
ということでJFAよ、今すぐ協会の有り金すべてをASKAのクラウドファンディングに注ぎ込み、世界の模範となるべくオゾン水による無菌フッボルを採用してJリーグを再開せよ!