鹿島アントラーズに所属する32歳の元日本代表DF内田篤人が20日、現役引退することを発表した。この一報を受けて、古巣のシャルケが20日にメッセージを送っている。
内田は2006年に鹿島に加入すると、プロ初年度で主力に定着。2007年から2009年にかけてJ1優勝に貢献し、日本代表の右サイドバックとしても活躍するようになる。2010年7月にシャルケへ移籍すると、2010/11シーズンのドイツ杯(DFBポカール)制覇に貢献し、チャンピオンズリーグ(CL)ではベスト4入りを果たす。2017年8月にウニオン・ベルリンへ移るまでの間に、チームに多大な貢献をしていた。
シャルケは公式ツイッターを通じ「内田篤人がプロサッカーからの引退を発表した。素晴らしい思い出をありがとう、そしてあなたの未来、ウッチーのすべてが最高であることを願っているよ!」とのメッセージを送っている。
(フットボールチャンネル編集部)
Atsuto #Uchida has announced his retirement from professional football 🔚
Thanks for all the great memories and wishing you all the best for your future, Uchi! 🙌#S04
— FC Schalke 04 (@s04_en) August 20, 2020
―海外の反応―
▪内田は鹿島アントラーズで2年、シャルケで7年、ウニオン・ベルリンで半年間と、クラブレベルで369試合に出場し、代表では2010年、14年のW杯にも出場した
▪︎Jリーグ制覇3回、天皇杯1回、ゼロックス杯2回、DFBポカール1回、DFLスーパーカップ1回、2018年AFCチャンピオンズリーグ優勝。また、11年にはアジア杯を制し、Jリーグベストイレブン2回、ブンデスリーガ・チーム・オブ・ザ・シーズンを2回獲得している
▪<シャルケファン>内田とファルファンがいた頃が、うちの右サイドが喜びに溢れていた最後の時だった
▪︎<シャルケファン>あの頃ね…
▪良い選手だったが、ケガが彼のキャリアを実質26歳で終わらせてしまった。シャルケで2年近く見せていた全盛期のパフォーマンスに戻ることは一度もなかった。日本に復帰してからもあまりプレーはできず、90分間フルで出場したこともほとんどなかった
▪<シャルケファン>ウッシー、今後の君の人生がより良く、そして健康であることを祈っている。お疲れさまでした、サムライ内田
▪彼は童顔だから年をとらずにずっとプレーするものだと思っていたんだが。それでもこの男を尊敬しているよ
▪<シャルケファン>当時、ヘーヴェデスとホルトビーと並んで、最も好きな選手の一人だった
▪<シャルケファン>懐かしいよ。彼とファルファンの右サイドは破壊的だった。ピッチ内外での態度も一流で、彼とドラクスラーが冗談を言い合っていたのも覚えている。在籍期間の晩年にケガをしてしまったのはとても残念だったけど、今でも 「ウッシー」のチャントが遠くから聞こえてくるよ
▪<シャルケファン>君に出会えたことに感謝する。これからもがんばれ
▪内田からファンファンを経由して、前線のフンテラール、ラウルへ…。
▪<シャルケファン>ベストゴール
7⃣ Jahre Atsuto #Uchida auf Schalke 💙
Darunter auch dieses wunderschöne Tor gegen @FCSteaua 🎯⚽📣#S04 | 🔵⚪ | #内田篤人
— FC Schalke 04 (@s04) August 20, 2020
▪︎<シャルケファン>北側の客席でこのゴールを見てたな
▪<シャルケファン>内田はレジェンド
▪シャルケで最も好感の持てる選手だった
▪<シャルケファン>ありがとう、内田サン。君のことがずっと恋しいんだ。君はシャルケに在籍していた選手の中でもベストな一人さ
▪<シャルケファン>シャルケでの7年間をありがとう。そして今後もよろしくね
▪<シャルケ>引退か…。素敵な思い出をありがとう。今後のウッシーの活躍を祈っているよ
▪<シャルケファン>今日は内田のシャツを着て草サッカーに臨むよ。13~15年シーズンの緑のキュートなヤツだけど、長袖だから溶けちゃうかもね。それでも内田に捧げる意味でもがんばる
▪偉大なキャリアが終焉を迎えようとしている。ウッシー、いつもありがとう。これからもがんばってね
▪<シャルケファン>ファルファンとのコンビは伝説的だった