プロボクシングの4団体統一世界バンタム級王者・井上尚弥(29=大橋)が13日、横浜市内のホテルで会見を開き、WBA、WBC、IBF、WBOの4王座を全て返上すると発表した。スーパーバンタム級に転向し、井岡一翔(33=志成)に次いで日本男子2人目となる4階級制覇を狙う。会見では19年11月にノニト・ドネア(40=フィリピン)から獲得したWBAのスーパーベルトを新たにお披露目した。
4本のベルトを前に会見した井上は「1つ1つが思い出に残るベルト。23年は1つ階級を上げてスーパーバンタム級へ挑戦したいと思っている。体格ではバンタム級が一番適正と思っているが、バンタム級ではやり残したことがなく、戦いたい相手もいない現状でスーパーバンタム級への挑戦を決意しました。ここから先が本当の戦いになっていくと思う」と話した。
井上は昨年12月13日に前WBO世界バンタム級王者ポール・バトラー(34=英国)に11回KO勝ちし、アジア人およびバンタム級史上初となる4団体王座統一に成功。スーパーバンタム級で史上初となる2階級での4団体統一を目指していく意向を口にし、「すぐに世界挑戦できるのならしたい。テストマッチはいらないと思う」と希望していた。
スーパーバンタム級はWBC&WBO統一王者スティーブン・フルトン(28=米国)が2月25日に米ミネソタ州ミネアポリスで、元WBA&WBC統一同級王者ブランドン・フィゲロア(26=同)とWBC世界フェザー級暫定王座決定戦をを行う見込み。また、WBAスーパー&IBF統一同級王者ムロジョン・アフマダリエフ(28=ウズベキスタン)はIBF同級1位マーロン・タパレス(30=フィリピン)との指名試合に合意しており、試合は4月頃とみられている。
(スポニチアネックス)
翻訳元:https://bit.ly/3k7Glkl
海外の反応
.<ボクシングファン>
うん、知ってた
さらなるチャレンジをして、もっと進化してほしい
.<ボクシングファン>
彼は文字通り、バンタム級の他の選手らを吐き捨てた
もはや戦う相手がいなくなったから、階級を上げると言ったんだ
もし自分がバンタム級の選手なら、今日からさらにハードワークをするだろうね
.<ボクシングファン>
この男は馬鹿な真似はしない
彼はすぐにウシク/カネロのP4P(パウンド・フォー・パウンド)1、2位の地位に挑戦するだろう
.<ボクシングファン>
彼が(Sバンタムで)再び全てのベルトを手に入れたら、フェザー級へ転向するためにこれが繰り返されるとの不思議な予感がある
.<ボクシングファン>
彼は過去のインタビューで自分の上限はフェザー級だと言っていたから、その可能性は高いと思う
また35歳で引退する予定だとも言っているから、残念ながら引退に向かって刻々と時間が流れて行くね
.<ボクシングファン>
引退間際にある一歩(はじめの一歩)がフェザーで井上と戦うのはどうだろうか?
.<ボクシングファン>
井上がアルフレッド(ゴンザレス)がやったように間違いなく一歩をKOするよ
.<ボクシングファン>
井上は下から上がってきたから、圧力をかけられるんじゃないか?
.<ボクシングファン>
一歩は彼にパンチを着弾させられないよ
井上はマジで現実世界のアルフレッドとリカルド・ロペスだから
.<ボクシングファン>
フルトンは井上に対して多くのトラッシュトークをしていたが…
.<ボクシングファン>
つまりはこれでドネアがSフライ級に落とすまで、彼がバンタム級で最高の選手になったわけか
.<ボクシングファン>
ドネアはミニマム級まで落として8階級制覇を狙う
.<ボクシングファン>
これはパッキャオの逆バージョン
.<ボクシングファン>
ハハ、四十路の男がどれだけ減量できるかを見るのは興味深い
彼のプロキャリアでの最小体重は111ポンドで、Lフライより3ポンド、ミニマムよりも6ポンド重いだけだ
.<ボクシングファン>
ドネアはバンタムで4団体を統一して、統一王者の最年長記録を打ち立てるべきだw
.<ボクシングファン>
Sバンタムでの初戦の対戦相手がアリームかネリであることを祈るよ
井上はすぐにでもトップランクとの契約を解除する必要がある
.<ボクシングファン>
どちらもないな
PBC(プロモーター)は指名試合以外、彼らの選手を他の興行には出させない
フルトンはWBOの王座を返上し、井上は空位となった王座を争う
そしてその後にMJとの統一戦を向かう
それが俺の予想だ
.<ボクシングファン>
Sバンタム級は本当に彼に取って脅威になるのか?
.<ボクシングファン>
彼がSバンタム級を一掃すると、人々は今度はSバンタム級の選手層が薄いと言い出すだろう
フルトンvsフィゲロアの噂が本当だといいんだが…どうやら正式なものではなく、フィゲロアvsマグサヨになりそうだ
.<ボクシングファン>
誰もそんなことは言わない
フルトンとMJ(アフマダリエフ)は本物だ
井上がバンタムの4団体統一戦で-5000のオッズ(※100ドル獲得するために必要な賭け金)をつけたのは哀れだったよ
.<ボクシングファン>
まあ、カシメロがバトラーを相手に王座を防衛できなかったのは井上のせいでもないんだけどなwww(※英国では禁止されているサウナを減量に使い失格)
いずれにせよ俺は井上がカシメロに勝つと確信していたから、特に問題はない
.<ボクシングファン>
MJは五輪の銅メダリストで、フルトンの技術はヘイニーと同等、フィゲロアは井上のパワーを低下させてスタミナを削れるだろうし、ネリだってバンタム級で唯一のエリートだった
Sバンタム級はメジャーリーグだ
一方のバンタムは悲惨な階級だった
もし、井上がSバンタムを平定するなら、彼がP4Pの1位であることに同意するよ
.<ボクシングファン>
そして井上はその名前が挙がった全ての選手よりも優れている
フルトンとヘイニーを同格視するなんて…参ったな
フルトンは技術の面ではヘイニーに遠く及ばない
フィゲロアはもうSバンタムではないし、もう落とせないだろう
ネリに関しては草
MJだけが唯一、この階級で井上に問題を突きつけるファイターだと思う
.<ボクシングファン>
フルトンはヘイニーよりもはるかに良い選手だし、もっと強い相手と戦ってきた
MJはローマンと際どい勝負だったし、ベラスケス戦ではひどいパフォーマンスだったから、彼がフルトンよりも井上に問題を引き起こすとは思えないね
.<ボクシングファン>
賢明な振る舞いだ
彼が調整試合を挟み、WBOでフルトンとの指名試合を行使してついにその戦いが実現することを期待している
Sバンタムは彼に取っては興味深い階級だ
フルトン、MJ、アリーム、そして最終的には井上vsカシメロが見られるかもしれないし、個人的にはそれが一番見たい
バンタムではWBCでドネアvsモロニー、IBFでアストロラビオvsロドリゲスといった面白そうなタイトルマッチの可能性もある
さて、今後の展開はどうなることやら
.<ボクシングファン>
ついにモロニーがタイトルを獲得できることを望む
.<ボクシングファン>
井上は2026年にゴジラ級の転向するよ