バイエルン・ミュンヘンは、次期指揮官としてRBライプツィヒを率いるユリアン・ナーゲルスマン監督と合意に達したようだ。ドイツ複数メディアが伝えている。
昨季途中から指揮して3冠に導いたハンジ・フリック監督が今季限りで退団する希望を明かし、混乱に陥るバイエルン。クラブが「一方的な発言を非難する」と声明を発表するなど泥沼化の様相を呈しているが、来季から率いる後任探しに奔走していることが伝えられている。
そして『Goal』と『Spox』の共同取材でナーゲルスマン監督と接触を始めたことが発覚していたが、本人も合意したようだ。『キッカー』によると、バイエルン、ナーゲルスマン監督、そしてライプツィヒは今週中にもすべての条件が合意に達することを目指しているという。ライプツィヒは契約解除金として、2500万ユーロ(約33億円)を要求していると伝えられている。
また、移籍市場のスペシャリストであるファブリツィオ・ロマーノ記者によると、ナーゲルスマン監督はトッテナムら他クラブのアプローチを拒絶し、バイエルンと5年契約で合意した模様。現在バイエルンとライプツィヒが最終的な契約解除金について交渉を続けていると報じている。いずれにせよ、今週にも大きな動きがあるかもしれない。
(GOAL)
―海外の反応―
◼︎ <アーセナルファン>彼がバイエルンの監督をするなんてエキサイティングだね
◼︎ ライプツィヒの残り試合の全敗が確定した
▪︎ シーズン中にクラブの経営陣が人事を発表することにその当事者のファンたちはどう思ってるんだろう? 僕なら確実に腹を立てるが
▪︎ シーズン中ということだけでなく、ライプツィヒにはまだバイエルンを抜いてタイトルを獲得できる可能性が数字上は残っているからな
◼︎ 彼が33歳であることを初めて知ったわ
◼︎ まだ33歳とは狂ってるな
◼︎ ふむ。彼がバイエルンに移籍したところでせいぜいベンチ要員だ。1分もプレーできないだろう
▪︎ ああ。年を取り過ぎている
▪︎ 2008年からプレーしていない33歳の選手に2500万ユーロ(約33億円)だと? しかも元1860ミュンヘンの選手にだ。最近のバイエルンは本当に失敗続きだ
◼︎ ザビッツァーもこの夏でライプツィヒから出ていくだろうな。コナテやウパメカノがいなくなり、ナーゲルスマンもこうして去っていくんだから。ライプツィヒはザルツブルグから獲得したソボスライが唯一の注目選手になってしまった
▪︎ ライプツィヒはすぐに再建するさ。既に新しいDFの獲得を予告している
▪︎ <アヤックスファン>ブロビー(※今夏にアヤックスから加入予定)も注目に値する選手になると思う。彼は野獣のようで、とても才能があるからね
◼︎ <リヴァプールファン>モウリーニョはライプツィヒに行こうぜ
▪︎ <スパーズファン>そうなったら愉快だわ
▪︎ 当事者であるライプツィヒファンを除いては
▪︎ モウリーニョはドイツに到着した1週間後には完璧なドイツ語で周囲に悪口をわめき散らすだろう。とても美しい光景になると思う
▪︎ <チェルシーファン>そして試合後に敗因を聞かれた際には「まだあなたのドイツがよく理解できない」と返すんだろう
◼︎ <バイエルンファン>どうやらうちは2300万ユーロを払うのか
▪︎ <バイエルンファン>ベンチウォーマーには高過ぎるな
▪︎ <シュツットガルト>ただ、声だけはデカいらしい
◼︎ <バイエルンファン>クリーンシートがメニューに戻って来たぞ
※今季の失点数(31節時点):バイエルン=40、ライプツィヒ=25
▪︎ <バイエルンファン>ナーゲルスマンにデイヴィス‐エルナンデス‐ウパメカノ‐パヴァールの最終ラインだと? よし行こうぜ!
◼︎ <リヴァプールファン>ブンデスリーガではフランクフルトからボルシアMG、ボルシアMGからドルトムント、ドルトムントからバイエルン、そしてバイエルンからドイツ代表へと出世ルートがあることを僕は学んだ。ライプツィヒがそのルートのどこに位置するのかはわからないが、おそらくはドルトムントと同格だと思われる
▪︎ <バルサファン>レバークーゼンはどこに入るんだ?
▪︎ <レバークーゼンファン>俺たちはここで変なことをやっているよ
◼︎ <バイエルンファン>やったぜ。興奮してきたわ
▪︎ <ユナイテッドファン>またスールシャールにタックルをかませるね
※今季のCLグループステージ最終節でライプツィヒがユナイテッドに3‐2で勝利し、ユナイテッドは敗退
◼︎ バイエルンが今後さらに恐ろしい存在になるな
▪︎ <ユナイテッドファン>確かにバイエルンは1年間に5つトロフィーを獲得したが、ナーゲルスマン自体はまだ何も成し遂げてはいないし、彼が監督になったからといってチームが絶対に良くなるとは言い切れないよ
◼︎ <バイエルンファン>願わくば、4~5年は監督を続けて欲しい。うちのクラブではあまり1人の監督が長く居続けることがないからね
▪︎ <バイエルンファン>本当にそう願いたい
▪︎ バイエルンで3年以上監督を務めたのは、オットマー・ヒッツフェルト(1998〜2004年)が最後か
◼︎ これはスパーズに対する死刑宣告だ
◼︎ スパーズは散々だな。欧州スーパーリーグ(ESL)のチームとして初めて新監督に迎え入れようとしていたのに、断られるという
▪︎ <バイエルンファン>彼らはまたESLで初めて監督をクビにしたチームでもある
◼︎ <PSGファン>彼が良い監督であることに疑いはないが、コバチがそうだったように、バイエルンは特殊な環境だからな
▪︎ <バイエルンファン>仰る通りだが、僕がナーゲルスマンを評価しているのはチームに適応する能力があるからだ。彼がバイエルン出身であることも助けになると思う。フリックが去った今、彼以上の候補者は他になく、彼こそが全ての条件を満たしているんだ
◼︎ <ドルトムントファン>またしても「負けが嫌なら、うちの仲間になれ」が起こったね。ブンデスの他のチームはバイエルンへ奉仕するために存在しているかのように感じることがある
◼︎ <バイエルンファン>多くのプレミアファンは、他の欧州リーグの監督人事について誤解しているように見受けられるね。イタリア、スペイン、フランス、ドイツでは同じリーグから監督を迎えるのは至って普通のことさ。ドイツのチームはドイツ語を話す監督を好むし、フランスだって同様だ。フランクフルトの監督がボルシアMGの新監督になり、またボルシアMGの監督がドルトムントの新監督になったり、バイエルンの新監督がライプツィヒから来たりするのはそのためなんだ。バルセロナでもベティス出身のセティエンが監督になったり、またビルバオ出身のバルベルデも監督に就いたりしている
▪︎ イタリアでは選手と監督をみんなで使い回しているよ(笑)
▪︎ <バルサファン>同リーグの監督を雇うことを悪としているプレミアのファンらはおかしいね
▪︎ 実際、英国人の監督は凡庸な連中ばかりだから、どこからも手が上がらない
▪︎ 二度とビッグ・サム(アラダイス)が凡庸だなんて口にするな
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