レアル・マドリードのアザールが再び負傷の憂き目に遭い、今季の残り試合を全て棒に振る可能性が出てきた。
スペイン1部レアル・マドリードのベルギー代表FWエデン・アザール(29)が再び長期離脱を余儀なくされた。
22日のレバンテ戦で右足首を痛めて途中交代しており、クラブは23日に「右足腓骨の亀裂骨折」との診断結果を発表。全治期間は未定だが、地元紙マルカは今季中の復帰は厳しいとの見方を伝えた。
(スポニチアネックス)
レアルがチーム再建の救世主として1億1500万ポンド(約159億円)を投じて獲得したアザールだが、今季はケガもあってここまで1G1Aと移籍金に釣り合わぬ惨憺たる成績で、このままでは今季終了時点でレアルはたった1ゴールに159億円を費やしてしまった計算になる。
これは以下のレポートで示した、
得点ランクが同じ久保建英とJ・フェリックスの1ゴール当たりのコスパ差がスゴい!
令和のメッシことマジョルカにローン移籍中のレアル久保建英が、本家である平成のメッシがここ4試合でノーゴールと凋落する中、フッボル界 ...
アトレティコ・マドリードのジョアン・フェリックス(74億5千万円)よりも1ゴール当たりの対価が高く、改めてレアル久保建英(6千万円)のコスパの高さを窺い知ることができる。
アザールのみならず今季レアルに新加入したヨヴィッチ(2G1A)、ロドリゴ(2G0A)という前線選手のリーグ成績を眺めてみても、レアル久保よりも得点関与数(2G2A)が多い者はいない。マジョルカという劣悪な環境を考えれば、よりレアル久保のスゴさが引き立ってくる。
レアルのレジェンドOB、ブトラゲーニョが先日のベティス戦での活躍を受けて試合後にレアル久保へ労いのブッチホンを掛けたらしいが、それは今季大金を掛けて獲得した選手たちが軒並み低調な中、レンタル料までをクラブにもたらした上にプレー面でも極上の輝きを見せるこのメレンゲキッドに愛しさを覚えたからだろう。
ただ同い年のロドリゴはチャンピオンズリーグで4ゴールを決めているが、それでも移籍金が55億円だったことを考えれば、1ゴール当たり約9億2千万円とコスパの点ではレアル久保に遙かに及ばない。
よってレアルの新加入選手の現時点までのコスパをシビアに査定するならば、レアル久保>>>ロドリゴ>ヨヴィッチ>アザールという結果になる。まさに令和のメッシ、フッボル界の井上尚弥、その底知れぬ才能に日本の未来が懸かっていると言っても過言ではないだろう。