現地時間9月8日に開催されたヨーロッパリーグ(EL)グループステージ第1節で、冨安健洋の所属するアーセナルは、スイス王者のチューリッヒと敵地で対戦した。
プレミアリーグでの開幕からの連勝が5でストップした、4日前のマンチェスター・ユナイテッド戦から、スタメンを大幅に入れ替え。冨安が右サイドバックで今シーズン初先発を果たした。
2年ぶりに欧州カップ戦を戦うアーセナルは、16分に試合を動かす。カウンターからヌケティアがグラウンダーのクロスを供給、これをマルキーニョスが押し込んだ。サンパウロから加入した19歳のブラジリアンが、デビュー戦でさっそく結果を残した。
なおも押し込み、24分には母国凱旋となったジャカが、エリア手前から左足を振り抜くも、同胞のGKブレッヒャーの好守に阻まれる。
このまま前半は1-0で終わると思われたが、44分にCKの流れから、ヌケティアがエリア内で痛恨のファウルを犯し、PKを献上。これをクリエジウに決められ、1-1で折り返す。
イギリスのエリザベス女王の死去を受け、黙祷を経て行なわれた後半もアウェーチームのペースで進み、55分には冨安がエリア外からボレーシュート。しかし、枠を捉えきれない。日本代表DFはその後も積極的に高い位置を取り、攻撃に絡む。
迎えた62分、マルキーニョスの正確なクロスをヌケティアがヘッドで叩き込み、ついに勝ち越しに成功する。
69分には3枚替えを敢行。ベンチスタートとなっていたウーデゴー、サカ、ジンチェンコら主力を一気に送り込む。78分にはガブリエウ・ジェズスも投入する。
そのG・ジェズスは81分に、エリア内から左足でシュートを放つも、ブレッヒャーの正面を突く。
試合はこのまま2―1で終了。新戦力マルキーニョスと、ヌケティアのそれぞれ1ゴール・1アシストの活躍で、予選から勝ち上がってきたスイスの雄を破った。冨安はフル出場で白星スタートに貢献した。
(サッカーダイジェストWeb編集部)
翻訳元:https://bit.ly/3RCH5tW
海外の反応
.<アーセナルファン>
期待していたよりもはるかにストレスの溜まる試合だったが、勝利は勝利だ
マルキーニョスは名手だね
.<アーセナルファン>
マルキーニョスはリーグでも貢献できるような選手に見えたよ
.<アーセナルファン>
マルキーニョスはうちの秘蔵のRWだった
.<アーセナルファン>
うちは素晴らしいとは言えなかった
ボールはたくさん保持していたけど、突破力がほとんどなく、何度かチャンスがあっても決め切れないか、スタンドに放り込むかのどちらかで、あまり良い出来栄えではなかった
エディ(エンケティア)とマルキーニョスの一瞬の輝きが試合を決めてくれた
ホールディングは少し不安定だったが、冨安は素晴らしかったし、他の選手もまずまずだった
.<アーセナルファン>
マルキーニョス以外はかなり低調なパフォーマンス
CBの技術がこれほどまでにプレーに影響を与えるとはね
サリバとホワイトはプレミアでコンビを組むべきだわ
冨安も良かったし、今後は先発で出場する必要があるよ
.<アーセナルファン>
冨安はどうだったの?
.<アーセナルファン>
マルキーニョスを除けば、うちのベストプレーヤーだったと思う
.<アーセナルファン>
全くトラブルもなく、本当に抜け目がなかったよ
.<アーセナルファン>
トミはうちの攻撃に新たな次元を加えてくれる
何て選手なんだ
.<アーセナルファン>
彼は両足とも良いからな
.<アーセナルファン>
今、このチームは全てのポジションでクオリティーを確保したから、バックアップとしてもう1人、足元のしっかりしたCBを獲得する必要がある
現時点では安上がりのプロスペクト(有望な若手)でいいが、CBに何人もの負傷者が出ればうちのプレーは台無しになるよ
.<アーセナルファン>
ホールディーニョ(ホールディング)のことをそんな悪し様に言うなんて
現実的にはうちは3人のスターCBとホールディングという有能なバックアップがいて、そして緊急時にはティアニーとトミの2人もCBとして起用できるし、アカデミーからも選手を招集できる
これはかなり印象的な選手層だ
.<アーセナルファン>
ホールディーニョに反対しているわけじゃなく、2、3人がケガで離脱したら大変なことになるということなんだ
僕はむしろマルキーニョス(PSGではなくうちのマルキーニョスw)のような選手を探している
安くてすぐに先発させる必要はないが、プレースタイルがチームにマッチしていて必要な時にはピッチに送り込めるような選手をね
.<アーセナルファン>
冨安が今後RBで先発するかどうかはわからないが、おそらくは議論になってくるはずだ
.<アーセナルファン>
10分ほどでリズムを取り戻し、その後は素晴らしい出来だったと思う
エディ、ヴィエイラ、マルキーニョスのトリオがいくつかの素晴らしい場面において攻撃を牽引し、とてもスムーズに連係していた
最初のゴールはヴィエイラからエディへのパスで、何て美しいボールだったんだ
相手が強くないとは言え、トミとティアニーが偽サイドバック(※時折、ポジションを中央に絞りゲームメイクに参加)としてプレーしているのは素敵だったよ
アルテタの複雑な戦術を理解するにはしばらく時間はかかりそうだが、選手たちには徐々に浸透しているようだ
.<アーセナルファン>
ジンチェンコ、サリバ、ホワイト、冨安の4バックが見たいぜ
.<アーセナルファン>
冨安はエクセレントだったよ!
.<アーセナルファン>
まあ、彼はそういう男だから
.<アーセナルファン>
トミはうちの(先発)RBになる必要がある
やっぱり彼が万全の時は何も言うことがないわ
.<アーセナルファン>
ティアニーと冨安がピッチの端から離れて(中央に絞って)プレーするのが好きだな
ただそのポジションを取るにはもっと練習が必要だから、そうした意味ではELは最適な舞台と言えるね
.<アーセナルファン>
冨安は俺の中でのMOMだ
マシーンだったよ
.<アーセナルファン>
アルテタが意図的にセカンドギア(控えめ)でプレーするように求めたんだと思うが、判断力とフィニッシュについてはボックス内でもっと上手くやるべきだった
マルキーニョスはしっかりしているよ
マルティネッリは他の選手よりもギアが高く、そのために他の選手とのケミストリーに問題があったね
ヴィエイラも良いパスと動き出しをしていたが、チーム戦術とポジショニングに慣れるには時間が必要だ
トミは野獣で、エディは冷静だった
.<アーセナルファン>
アルテタは怒っていたし、チームは彼を満足させなかったと思うが
.<アーセナルファン>
アルテタが満足していないのは良いことだ
この試合では選手間の相性が悪かったり、ファイナルサードでの決定力に問題があったりと、確かに改善すべき点はあった
うちは快適に試合をコントロールし、もっと多くのゴールを挙げるべきだったね
僕も満足はしていないよ
.<アーセナルファン>
マルキーニョス、ファビオ’(ヴィエイラ)、サンビ、エディはとてもしっかりしたパフォーマンスを見せてくれた
トミとティアニーがプレー時間を確保できたのも良かった
十分なパフォーマンスだったと思う
セカンドチームの連係はカップ戦で試合をこなして行けばいいだけの話だしね
全体としては良い一日だったと思うよ
.<アーセナルファン>
最小限の努力で勝ち点3
なぜみんなが不平を言うのかがわからないね
.<アーセナルファン>
その通り
うちは彼らをコテンパンにすることもできたが、無駄にエネルギーを消費する必要はない
マルキーニョスは良い選手だが、ヴィエイラにはもっと筋肉とプレー時間が必要だね
マルティネッリには休養を取らせてあげたいが、彼はビーストだしな
サンビは成熟しつつあって、RBのトミは別格だった
.<アーセナルファン>
>RBのトミは別格だ
仕事の会議で試合を見れなかったんだが、トミはボールにたくさん触れて、守備でも貢献していた?
.<アーセナルファン>
ああ、彼は堅実だったよ
冷静で落ち着いていた
現時点で僕はホワイトとサリバのCBコンビにトミをRBに起用したい
彼はサカとの連係にも慣れているからね
.<アーセナルファン>
返事をありがとう
ケガから復帰してチームの流れに乗れたのは素晴らしいね
彼の活躍が見られることを楽しみにしているよ
.<アーセナルファン>
またしても、相手に取っては幸運な試合結果だったと思う(※もっと点差は開いていた)
うちはもっと上手くボールをゴールネットに流し込む必要があるね
また、偽サイドバックのトミはよくやってくれたと思う
彼とホワイトには互換性があって、うちの戦術をほぼ変更せずに済むんだ
.<アーセナルファン>
冨安は90分間を通して、個人的にはMOMだった
試合中はずっと走り続け、右サイドを駆け回っては中央にも顔出し、地上戦と空中戦の両方のデュエルを支配しながら、加えてマルキーニョスにも気を配っていた
ここで話される選手層の厚さに関する議論では、この選手がベンチにいたことをあまり評価していないようだね
.<アーセナルファン>
ずっと言ってきたことだが、トミが万全の状態であるなら、リーグ戦のほとんどの試合に先発させるべきだ
特にビッグ6との対戦ではね
彼はビッグマッチで自身を証明してきたんだ
.<アーセナルファン>
プレミアリーグとELのグループの首位に立ったぞ
.<アーセナルファン>
それにしてもレフェリングはプレミアリーグよりも格段に良かったな
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