エヴァートンのイングランド代表FWドミニク・カルヴァート・ルーウィンが、3日に行われたプレミアリーグ第4節・ブライトン戦を振り返った。クラブ公式サイトがコメントを伝えている。
試合は16分、ハメス・ロドリゲスの左コーナーキックを起点に、ギルフィ・シグルドソンがクロスを供給。このクロスをカルヴァート・ルーウィンがファーサイドで合わせて、エヴァートンが先制に成功した。その後、エヴァートンはハメス・ロドリゲスの2ゴールなどを含む3ゴールを挙げ、4-2で勝利を収めた。
ブライトンに勝利したエヴァートンは、1969-70シーズン以来の51年ぶりとなるリーグ開幕4連勝を記録。また、エヴァートンは今シーズン、カラバオ・カップでも3連勝を挙げているため、公式戦7連勝中となっている。エヴァートン公式サイトによると、シーズン開幕から公式戦7連勝を挙げたのは、1894年以来の「最高のスタート」だという。
リーグ開幕から4試合連続でゴールを挙げ、チームをけん引するカルヴァート・ルーウィンは、ブライトン戦を次のように振り返った。
「僕達は本当によくまとまってプレーした。今のエヴァートンの戦術が僕達に合っているよ。後半は正直それほどうまくプレーできなかったが、チームとしては後半にもしっかり得点を挙げることができている。エヴァートンは常にトップに立つとは限らないチームだが、この試合も勝つことができた」
「僕達は試合序盤をうまく始めることができた。全体として確かなパフォーマンスだったね。僕達は自信を持ってチャンスを作ってゴールを決めることができたし、相手のチャンスを制限することができたね」
エヴァートンは次節、17日にリヴァプールとの“マージーサイド・ダービー”に臨む。
(SOCCER KING)
「エヴァートンの開幕4連勝を牽引したハメス・ロドリゲスの活躍を見たレアルファンの様子」
―レアルファンの反応―
◼︎悲しくないよ。むしろハメスのことを思えば嬉しい。彼は応援するに値する選手だし、ずっとマドリディスタだ。今は素晴らしいプレーして、自身に満ち溢れているね
▪︎彼がマドリードから去ってしまったのは悲しいが、そのスタイルを活かせる監督のいるクラブに巡り合ったことは喜ばしい限りだ
▪︎エヴァートンのファンは彼を熱狂的に崇拝しているしね。ハメスのキャリアが復活したことを嬉しく思うよ
▪︎エヴァートンへの移籍は関係者全員に恩恵をもたらした。レアルは給与の2000万ユーロが浮き、エヴァートンはフリーで素晴らしい選手を手に入れた。ハメスは再びプレーする機会を得て、そして彼を応援するコロンビアのファンは毎週、彼を見ることができる
▪︎エヴァトニアンとアンチェロッティもね
◼︎この男はイカしている。人生でこんなにエヴァートンの試合を見たのは初めてだよ
▪︎彼は僕の視線もプレミアリーグに導いてくれる
◼︎5試合で3ゴール3アシスト。僕はジダンを信頼し、応援もしているが、一部の選手だけを偏愛する頑固さには疑問を抱かざるを得ない
▪︎特にジダンが4-2-3-1でカゼミーロをベンチに置き、ウーデゴールを起用したのを見た後ではね。ハメスはそのCAM(ウーデゴール)の位置では誰よりも優れていたのに
▪︎CAMでのハメスの起用は14/15年から見たかったんだけど、結局うまくいかなかったのが残念だよ
▪︎今後、こういった偏見による失態が出てこないことを願うばかりだ。うちはまた、彼をエヴァートンにタダで放出したことを覚えておく必要がある。これは傷口に塩を塗るようなものだよ
▪︎まあ、少なくともアトレティコには行かなかったし、むしろタイトルを争う同国のクラブに行かれるよりは、別国のリーグにタダで放出するのも悪くないんじゃない
▪︎CLのシティ戦でヴィニシウスよりもアザールを好んだのはチームにとってはマイナスだった。シティは不安定で、簡単に勝てたはずなのに
▪︎シティが簡単な相手だって? ホーム&アウェーの両方で負けているんだが。ヴィニがピッチにいても変わらなかったよ
◼︎昨季の彼は十分なチャンスを与えられなかっただけという僕の仮説が証明された。今の彼は最高の選手だ
▪︎アンチェロッティやハインケスのような古典的な監督の下でハメスはビーストと化す
▪︎ジダンのシステムで攻撃的MFにフィットできるのはイスコだけだよ。そこでウーデゴールがどんな働きを見せてくれるのかが興味深い
▪︎モドリッチの役割を望みたいが
▪︎ハメスにチャンスが与えられなかったのではなく、彼がジダンのシステムに合わなかっただけだよ。異論があるかもしれないが、個人的な意見ではアンチェロッティはこの10年間でレアルにおける最高の監督だった。彼の下で再びハメスがフォームを取り戻したのは偶然ではない。正直、僕はアンチェロッティを解雇したことは、フロレンティーノ(ペレス会長)がこれまでに下した決断の中で最も愚かなものだったと確信している。その後のCL連覇はフロレンティーノの地位を高めたが、それはアンチェロッティ解雇の愚かさを打ち消すものではないよ
▪︎2014年のCL準決勝でアンチェロッティのレアルがバイエルンと対戦した試合は、おそらく僕が見た中でも最高の試合の一つだったと思う。レアルは王者のようにプレーしていたんだ
◼︎エヴァートンでのアンチェロッティのシステムが、ハメスにツールを与えていることも関係している。彼はRWとして主にプレーしているが、実際には自由に動いている。彼はチームの創造を担う支柱なんだ
◼︎全く悲しくないね。アンチェロッティは彼を活かせるスタイルを採用しているし、それは試合から見て取れる。俺はモラタ以外の元レアルの選手には最高の選手であってほしいと願ってるんだ
◼︎ハメスは昨季、良いスタートを切ったにも拘わらず、十分な起用をされていなかった。ジダンは彼を復活させようとも思ってなかったし、ハメスが数カ月ぶりにプレーすると、このフォーラムの連中はクソみたいに彼を叩いていた
◼︎ハメスのプレーを見ていると嬉しくも悲しい気持ちになる。16/17年シーズンの4‐3‐1ー2で、彼はイスコの役割を果たすことができたと今でも信じている。彼がチャンスを手にした14/15年シーズンは決して忘れない。一時は世界でもトップ5に入る攻撃的MFだった。彼がエヴァートンのためにこのパフォーマンスを維持してくれることを願っている。ファンにCLの舞台を見せてあげて欲しい
▪︎そのシーズンのイスコは狂っていたからね。マラガ時代を含めて彼の全盛期だった
▪︎イスコ(16/17年):出場時間2338分 11ゴール9アシスト
ハメス(16/17年):出場時間1824分 11ゴール12アシスト
さて、この次のシーズンにどちらがバイエルンに追い出され、またレアルで4-3-1-2のAMCのポジションを掴んだのか推理してみてくれ
◼︎ハメスの能力に疑いはないが、人々は彼が緩慢な選手で守備に不安があることを忘れている。個人的にはそれがレアルでプレーできなかった原因だと見ている
◼︎ハメスの活躍を喜んでいる。彼はジダンに合わなかったし、うちの方針にも合わなかった。レアルには良い選手がたくさんいて、誰もがここでプレーできるわけじゃないから、選手らが去っていく時には彼らの最善を願うだけだよ
◼︎彼は常に良い選手だったが、うちのチームでは彼のような選手は合わないし、良いフィニッシャーやウインガーがいないため、輝くこともない
◼︎彼はレアルでプレーするには十分ではないと言っていた連中がいたのが信じられない。彼のスタッツを見てくれよ
◼︎エヴァートンはレアルじゃない。ハメスが最後にプレーしたシーズンは2015年だった。ハメスは10番タイプだから彼を中心にしたフォーメーションを組む必要があるが、他のポジションに配置した時にはそれほど素晴らしい選手ではなかった。バイエルンでの最後の2年間も特別な選手ではなかったしね。彼には頑張ってほしいが、レアルでは全く合わなかったし、先発するとは到底思えなかった
▪︎レアルじゃなくて、ジダンに合わなかっただけだから
◼︎僕はエヴァートンのファンでもあるから嬉しいね
◼︎ジダンがハメスをチームに融合させる術を見つけられなかったことは事実だが、未だにデブのアザールの活躍に自信を持っているという事実だけは不安でしかない