「UEFAチャンピオンズリーグのオールタイム得点ランキング(1955-2019)」
―海外の反応―
▪子供の頃にラウルのゴール数を見て、もう誰も彼を超えることはできないと思った記憶がある。ファン・ニステルローイとアンリも彼を追ってたくさんのゴールを決めていて、2人もプレミアに留まらず世界最高のストライカーだった。でも、2人の宇宙人(C・ロナウド、メッシ)が全てを壊して行った
▪この2人の宇宙人が非常に優れていることに加え、CLが長年にわたって出場するチームの顔ぶれが変わらなくなり、試合数も増加したという理由もある。出場チームが固定化された原因は、金満クラブがより豊かになったからで、彼らはサブチームでもさえCLで戦えるチームを編成できるようになった。これは平凡なクラブや辺境のリーグには不可能なことで、つまり彼らはいつも格下のチームをいじめ、そのために試合数も増えて、チームのトップ選手は得点を奪える機会が多くなったんだ
▪ラウルのゴール数は2次リーグ制の賜物? ※2次グループ時代は現在よりも試合数が多かった
▪2次リーグ制は99~00年から02~03年まで行われて、ラウルはこの4年間で33ゴールを決めて、そのうち16ゴールは2次リーグでのゴールだった
▪2次リーグは愉快だな。「おお、グループステージを突破したのか? お疲れ! よし、次のグループステージも楽しんでくれよ!」。こんな感じか?
▪現代の選手が居並ぶ中、ディ・ステファノの名前が見えるのは、あの時代において怪物だったことを再認識させてくれる
▪ディ・ステファノの時代でもレアル・マドリードは世界を支配していたし、彼は長らく毎年のように決勝トーナメントに進出していた。僕はエウゼビオの方が印象的だったと思う。興味深いことにディ・ステファノもペレではなく、エウゼビオが史上最高の選手だと言っている
▪文字通り、その2人は別の世界から来ているね
▪いずれ誰かが抜いていくと思うよ。全てのリソースをつぎ込んだ現代サッカーは、必ず選手の進化も見ることになる
▪これから10年間は出てくるとは思えない
▪この圧倒的な数字はC・ロナウドとメッシの後釜は今後出て来ないのではないのかと考えさせられる
▪2人の宇宙人を除外すれば、ラウルがいかに優れたFWであったかがわかるね。このランキングの中では理論上、5人しか彼の得点に到達することができない
▪ラウルが当時、ディ・ステファノの得点数を更新したことは超人的な偉業に見えたもんな
▪今でもそうだし、これからもそうであるべきだよ。C・ロナウドやメッシ、ベンゼマが現れたからといって、我々の基準を法外な高さにまで引き上げる必要はない
▪レヴァンドフスキは?
▪グループステージマシーン
▪これからあの2人を宇宙人と呼ぶことになったのか?
▪10年以上も前からだけど
▪つまり92年以前の試合数は遥かに少なかったということだから、フェアだとは言えないね
▪それだけじゃない。予選は国内王者だけに限られ、どんなトップ選手でもCLに出場できないシーズンがあった
▪ラウルはおそらく僕をサッカー愛に目覚めさせた選手だったと思う。今でもアンリやC・ロナウドと並んで、僕の最も好きなストライカーの一人なんだ
▪誰かベンゼマにもついても言及してあげて
▪ああ、彼はエクセレントなFWだよ。これでいいか?
▪未だにベンゼマをワールドクラスと呼ぶことが物議を醸していることには理解ができない。彼はCLを4度制したレアルの不動のストライカーであり、10年以上そこでプレーしている。CLの得点記録も歴代4位だし、明らかにこの10年間で最高のFWの一人だよ
▪リヨン時代に人々が騒ぎ立てていたのはやや誇大広告だったけど、でもそんな個人的な技量よりも、チームプレーヤーとして行ったことの方が称賛に値するよ。ルーニーと同様に自己を犠牲にしてチームの勝利に大きく貢献しているんだから
▪ルーニーもベンゼマも独特なキャリアを歩んできたし、これからも歩んでいくだろう。彼らはそれぞれのクラブで全てを勝ち取り、その成功の大部分に貢献した。彼らが伝説であることは議論の余地がないね
▪ルーニーは個人としても高みに達していたよ
▪ベンゼマもC・ロナウドではないという理由だけで不当に過小評価されている
▪スアレスがこのランキングに入っていないのは信じられないな。まあ、彼はしばらくの間CLでクソだったから、それはそれで説明はつくけど
▪そう長くバルセロナにいるわけじゃないしな
▪ついでにCLでは最悪の選手に成り下がる
▪カップ戦の得点数が100を超えるなんて正気の沙汰じゃない
▪ランキングに試合数も加えるべきだった。プスカシュ、ディ・ステファノ、ゲルト・ミュラーはいずれも1試合当たりの得点率が異常に高かったけど、カップ戦の数が少ない上、国内王者だけが出場資格を得ていたから多く試合に出場する機会に恵まれなかった
▪RvN(ファン・ニステル・ローイ)も得点率がかなり高い
▪誰? ロビン・ファン・ネルシー?
▪ロビン・ファン・ナスリ
▪フィルジル・ファン・ナイク
▪ラファエル・ファン・ナダル ※テニス選手
▪これは重要な指摘だ。現代の選手はより多くCLに出場しているから、ゴール数で評価するのは面白いかもしれないが、その比較に欠陥があることもまた事実だ
▪モリエンテスの名前があるのは驚きだ
▪2000年代初期のラウルが恐ろしかったのは、モリエンテスがパートナーだったからさ。俺にとっては全然驚きじゃない
▪レアルはその後にモリエンテスをモナコにローンで出したけど、皮肉にも彼はCLで古巣に得点を重ねて、大会から蹴落とした
▪おう! ルート・ファン・ニステルローイの存在を忘れていたよ
▪彼はマンUで驚くようなシーズンを過ごし、レアルでも最初の2シーズンはクレイジーだったが、CLでは優勝していないし、近づいてすらもいないことが印象の薄い原因だと思う
▪すると、俺たちはマラドーナやロナウド(ブラジル)のような選手を忘れてしまったのか? ファン・ニステルローイはもっと人々の記憶に残るべきだ
▪カカとジェラードだけが中盤の選手だよね? 86試合で30得点と75試合で30得点だから、かなり良いな。2人とも大会では素晴らしかった
▪ギグスもウインガーだけど、4‐4‐2の左MFとしてフラットな中盤でプレーしてた
▪ミュラーもギグスと同様だな
▪ミュラーは決してストライカーではないが、MFだとも呼べない。彼の仕事はボックスの中でチャンスを作り、ゴールを決めることだから
▪カカもストライカーとMFの間だね
▪リヴァプールのジェラードもフォーメーションによっては、カカと同じポジションにいたけど
▪この2人の偉大な選手があと数年間、現役でいてくれることを願いたい!
▪引退の予定でもあるのか?
▪コロナが2年も続けばあるんじゃない
▪ベンゼマはいつもCLでは上手くやるんだよな
▪シーズンを通して5ゴールという悲惨なシーズンでも、そのうちの2つはチームにとって重要なゴールだったからね
▪レヴァンドフスキはCLで64得点を決めている ※表の「63」が間違っているとのこと
▪CLでは8シーズン半、86試合64ゴールだね
▪C・ロナウドは150得点に届くかな?
▪来季のCLが開催できるかどうかによるな
▪ノックアウトラウンドでのゴールの内訳はどうなんだろうね。C・ロナウドとメッシの差はかなり大きいと思うけど
▪C・ロナウドが65点で、メッシが46点
▪CLではアシスト数でもC・ロナウドの方が多いよ
▪ドログバが何人かの優れた選手よりも上にいることが驚きだ
▪2004年のCLのリヴァプール戦でのパフォーマンスがチェルシーとの契約を成立させたのは間違いないだろうね。マルセイユの彼はあの試合では止められなかった
▪UEFAカップでニューカッスルも手痛く破壊されたな
▪C・ロナウドのマンUの初期には、CLで得点できないことについて多くの議論を巻き起こしていたけど、今では彼が史上最多得点者になっていることを思うと、何だか信じられない気分だね!