20日のラ・リーガ第5節、バルセロナは本拠地カンプ・ノウでのグラナダ戦を1-1で引き分けた。ロナルド。クーマン監督は試合後、チームが勝ち点1獲得のために奮闘したことについて、ある程度の満足感を得ているようだ。
試合開始早々にグラナダの先制点を許したバルセロナは、その後グラナダの堅守を前に苦戦。するとクーマン監督は後半、FWルーク・デ・ヨング、DFジェラール・ピケを途中出場させてDFロナルド・アラウホとともに前線に並べる異例の3トップを形成させる。執拗なクロス攻撃を仕掛けると、90分にアラウホが同点ゴールを記録している。
試合後、クーマン監督はスペイン『モビスタール・プルス』とのフラッシュインタビューで次のようにコメントした。
「試合前は勝つことを考える。ホームであるならば、なおさらね。だが、自分たちのひどい立ち上がりが試合を難しくしてしまった。私たちは力強く試合に入れず、相手は得点後、2分の段階から時間稼ぎをし始め、より守備的になってスペースを与えてくれなかった」
「私たちは試合が進むに連れて良くなっていった。戦い方を変化させて、サイドからクロスを放っていった。もっとゴールがほしかったが、勝ち点1でも満足しなくてはならない。私たちは引き分けに値した。チームは専心していたし、一丸となって野心を見せたことを強調しなくてはならない。それは観客が後押しをしてくれたおかげでもあるね」
バルセロナがこの試合で上げたクロスの数は、じつに54本。彼らのボールをつないでいくスタイル、ティキ=タカと最も距離を置いた一戦だったのかもしれない。
「今は不在の個人技に優れた選手たちにも依存していることだ。招集リストを見てみてほしい。私たちにはティキ=タカをするための選手たちがいなかった。だから、すべきことをしたということなんだよ。まず自分たちのスタイルがあるべきだが、今日は変化が必要だった。サイドからクロスを送る必要に迫られていたとしたら、私たちは良いパフォーマンスを見せていた」
「バルサの基本システムは4-3-3だ。私たちはそれで前半をプレーして、その後に変化を加えた。ベンチにはストライカーがおらず、引き分けるか勝利をつかむためには違う方法、つまりピケとアラウホを前線に置く必要があった」
「私たちは勝利のためにできる限りのことをした。それは強調すべきだし、バルサのフットボールじゃない、ということではないんだよ。今のバルサは、8年前のバルサとも違うのだから」
(GOAL)
54 - @FCBarcelona have made 54 total crosses vs Granada CF, their second highest tally in a single LaLiga game since, at least 2005/06 (after 55 vs Málaga in Novembert 2016). Bombing. pic.twitter.com/WwegUTpT33
— OptaJose (@OptaJose) September 20, 2021
「バルセロナはグラナダ戦で合計54本のクロスを入れており、この数字は少なくとも2005/06年以降のリーガの試合において、2番目に多いクロス数となっている(2016年11月のマラガ戦での55本に次ぐ)。爆撃」
翻訳元:https://bit.ly/3AspFaP
海外の反応
1.<エヴァートンファン>
悲しいなぁ
2.<レアルファン>
人生で目にして来た中で、最もバルサらしくないバルサだった
3.<レアルファン>
>>2
ピケがストライカーの役割を担っていたのは信じがたい光景だったね
まるで自分たちが勝つためにはフーフボール(※)しかないと決めつけているような
それはバーンリーに期待するような戦術であって、バルサがやるべきことじゃないよ
(※)Hoofball=ゴール前にボールを蹴り込むだけのサッカー
4.<バルサファン>
>>3
仮にCBをストライカーに起用するなら、これからは少なくともアラウホにしてくれ
彼はトップに置くには最適の選手だ
5.<レアルファン>
>>3
クーマンは新しい契約を結ぶに値すると思うw
バルサに革命を起こして、違う次元へと引き上げた
6.<サッカーファン>
そしてルーク・デ・ヨングが空中戦でのデュエルに1つも勝てない中、アラウホはほとんど全てに勝利していた
7.<バルサファン>
>>6
アラウホの方がバルサの選手に相応しいということだ
8.<サッカーファン>
>>6
この男(ルーク・デ・ヨング)はドフリーのヘディングをミスしやがった
それが唯一のシュートなら許せない
枠内にすら飛んでいなかった
Commentator said "that could have been easier to score than miss"
I don't want to be too critical of Luuk De Jong but moments like this was why he was loaned ffs 🤦♂️
pic.twitter.com/Cb5C7e4zTr— KOMBO™ 🇳🇬💙❤️ (@ultimate_kombo) September 20, 2021
9.<クロアチア人>
アラウホは良いね
10.<バルサファン>
もし、残りのシーズンでもクロスとInshallah(インシャッラー)を見なければならないとしたら、気が狂いそうになるわ
11.<サッカーファン>
>>10
このインシャッラーとはどういう意味なんだ?
なぜ数週間前から全てのコメントにこの言葉が出てくるんだ?
12.<バルサファン>
>>11
インシャッラーとは「神(アラー)が望むなら」という意味
クロスをして、後は祈るだけという使い方だね
(※)かなり以前から使用されている
13.<バルサファン>
「爆撃」か
今夜、サッカーに対するテロを見たばかりだから、これはピッタリの表現だと思ったよ
14.<サッカーファン>
>>13
アルテロリスト(アルテタ)も誇りに思っていることだろう
(※)アルテタのアーセナルはクロスに頼り過ぎとの批判を浴びている
15.<PSGファン>
>>14
これはクライフのモイーズのやり方
16.<バルサファン>
まともにサッカーができなければ、ルーク・デ・ヨング、メンフィス(デパイ)、ピケ、アラウホをストライカーにして、ピッチの至るところからクロスを上げてエリア内を爆撃をする
17.<レアルファン>
もしこれが『FIFA14』(ゲーム)なら、彼らは54ゴールを決めていたことだろう
(※)『FIFA14』は浮き球に対する守備が脆弱な仕様だった
18.<ユニイテッドファン>
これはアルテタとモイーズ・ユナイテッドの誇りだわ
19.<アーセナルファン>
>>18
スタッツは嘘をつかない
無限にクロスを上げ続ければ、確率的にはいつか得点できる
(※)アルテタの過去の発言:「我々が33本ものクロスを上げたのはプレミアリーグで初のことだと思う。これをコンスタントに続けていけば、ゴールが生まれると言っているんだ。単純な計算だよ」
20.<サッカーファン>
>>18
モイーズのユナイテッドは1試合で81本だぞ
あの時の惨状にはどの試合も及ばないって
21.<ユナイテッドファン>
>>20
確か終盤に勝ち越し点を決めたが(ファン・ペルシーだったと思う)、その直後に同点に追いつかれてしまったな
22.<バルサファン>
ああ、あれ(※過去最多の55本のクロスの試合)はエンリケの最後のシーズンだったね
あの試合は見ていて悲惨だったが、少なくともチームとしての活気はあったよ
まあ、その時の方がより良い選手がいたからかもしれないが
23.<ユナイテッドファン>
ノース・ロンドンのどこかで、素敵な髪型のスペイン人(アルテタ)が微笑んでいるよ
24.<サッカーファン>
>>23
それからカツラを脱ぐと
(※)アルテタは毛量が多く、レゴブロックの髪(着脱可能)のようだと言われている
25.<バルサファン>
自分が見てきた中で、バルサ史上で最もひどいパフォーマンスだった
26.<ユナイテッドファン>
>>25
バイエルン戦(2‐8)よりもか?
27.<スウェーデン人>
モイーズに取っては喜ばしいことだ
28.<バルサファン>
クーマンはどうやって20年の監督キャリアを詐称したきたんだ?
本当に驚くべきことだよ
29.<バルサファン>
>>28
このままなら、セティエンを残しておいた方が良かったかもな
30.<サッカーファン>
クロスはサッカーの一部だよ
結局それでバルサは引き分けに持ち込んだんだから
それまでは中央から崩そうとしたが上手くいかず、存在しないCFにクソみたいなクロスを入れていた
そこにクーマンが変更を加え、1点を掴み取ったんじゃないか
僕が問題にしているのは後半最後の20分じゃなく、むしろなぜ前半からこんなにも創造性がないのかということだよ
31.<バルサファン>
俺たちのクロスが太陽を覆っちまう
32.<サッカーファン>
来週、バルサはドーナツ型のフォーメーションで試合に臨むよ
33.<サッカーファン>
メッシがバケーションから戻ってくれば、全てが解決するだろう
34.<アーセナルファン>
クーマンはアルテタにアドバイスを求めていたに違いない
35.<サッカーファン>
ベンゲル時代のアーセナルはバルサに注目していたが、今はそれが逆になったんだな
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