「1994-95年のCL決勝のアヤックス―ACミラン戦で、デサイーのリトマネンに対する頭部付近のキックに警告すらも出なかったことに憤慨し、アヤックスのファン・ハール監督がライン際でカラテキックを披露」
―海外の反応―
▪これこそがオリジナルのフライング・ダッチマン(空飛ぶオランダ人)だ
▪レミー・ボンヤスキー(元K‐1選手)が嫉妬している
▪<スパーズファン>ファン・ハールが古い人間だとは知っていたけど、17世紀の人間だったんだな ※フライング・ダッチマンの初出はリヒャルト・ワーグナーのオペラ『さまよえるオランダ人』(1842年)
▪この試合のおかげでイタリア全土に「GRAZIE AJAX(ありがとう、アヤックス)」の落書きが溢れた
▪どういうこと?
▪ユーベファンが始めたんだよ ※試合はアヤックスが勝ち、ミランを嫌うユーベファンは留飲を下げた
▪<バイエルンファン>ファン・ハールはいいキャラをしてるな
▪<ユナイテッドファン>全くだ。彼を見ることは喜びだ
▪<バイエルンファン>これもお気に入りさ
▪戦争のために軍を結集させる悪の独裁者みたいだな
▪ファン・ハール「確かにカラテキックをしでかした。95年のCL決勝のアヤックスーACミラン戦だったんだが、私はフライングキックをしたんだ。試合は1-0で勝てたけど、リトマネンに対するハイタックルは絶対にPKであったはずだ。それで私は怒りの余り、タッチライン際でカラテキックをしてしまったんだ。リトマネンに何が起こったのかを審判に見せたくてね。それでも審判はPKのために笛を吹かなかった。そしてその瞬間、私は監督がタッチライン上で何をしても審判に影響を与えることができないと悟った。自分の情熱をコントロールしなければならないと悟ったんだ。全ての監督はアイデンティティー、個性、そして哲学を持っている。私が監督としてキャリアを始めた時にはクロップのように情熱的だった。今でも時々タッチラインに迫るのは、選手を変えたり、選手とコミュニケーションを取ろうとしているからだ。90分間同じ場所に立ち続けることには同意できない。それでもイングランドの審判は監督の行動には全く影響されないと思う」
▪<アーセナルファン>「イングランドの審判は監督の行動には全く影響されないと思う」…ファギータイムの突入だ
▪<バイエルンファン>泣き虫タイムは止めるんだ
▪ファン・ハール「監督がタッチライン上で何をしても審判に影響を与えることはできないと悟った。自分の情熱をコントロールしなければならないと悟ったんだ」。ふむ…
▪ほとんどの人間はこのカラテキックをすれば顔面で着地をしてしまう
▪<アヤックスファン>この狂人はクソみたいに動けるスーツを着ているからな
▪<アヤックスファン>全盛期のジャン=クロード・ヴァン・ダムだ
▪またはマルティンス・インディ ※wiki(2012年9月7日に2014FIFAワールドカップ・ヨーロッパ予選初戦でトルコ戦(ホーム2-0勝利)でロスタイムに2点目が決まった直後に、喜んだマルティンス・インディはベンチに走り寄り、そのまま手を広げて迎えたファン・ハール監督に抱きついて尻餅をつかせた。ファン・ハール監督は「彼が走ってきた時に『あんな重い奴は支えられないぞ』と思ったんだがね。腰は手術したことがあるから、あまり悪くならないことを願っているよ」と試合後に語っている
▪彼のユナイテッド時代のハイライトはアーセナル戦でチキンになってピッチに駆け込んだことだろう。これ以上の伝説はない
▪過去10年のプレミアリーグの中でもハイライトの一つだと言われているよ
▪<デポルティーボファン>愛すべき男を愛そうぜ
▪<リヴァプールファン>クラシウネスクがこの試合の主審だったとは知らなかった。彼はルーマニアでは歴代でもベストな審判なんだけど
▪カラテキックを炸裂させたんだから、期待外れではなかったよ
▪素晴らしいエンターテイナーだ
▪<ユナイテッドファン>絶対的な伝説だが、彼の時代が終わってしまったことは残念だね
▪タイトル(FAカップ)を取った数日後に解任されたのは理解できなかった。彼がユナイテッドに落とし込んだスタイルは好きじゃなかったけど、クラブが彼を手放す際の扱いは本当にひどかった。この時に初めてファンとしてユナイテッドを憎く思ったよ
▪リトマネン!
▪キング・リトマネン
▪シメオネのようにファンを奮い立たせるためにわざとやっているのか? それともただ単に表情が豊かなだけなのか?
▪彼とカメラの間にいるスタッフがいなけりゃ、伝説的なアイコンになっていたのに
▪<リヴァプールファン>キックのフォームだけはまともなんだな
▪この年のアヤックスのシャツがめちゃくちゃ欲しいんだけど
▪彼の実績は素晴らしいのに、悲しいかな過小評価されている
▪プレミアのどこかのクラブよ、ファン・ハールを雇ってくれ。モウリーニョ、ペップ、クロップに彼が加わることで、最も楽しいリーグになることは間違いない
▪これを10歳の頃にテレビで見てたんだけど、アヤックスが勝ったのが嬉しくて次の日の授業でファン・ハールのフライングキックを絵に描いたんだ
▪彼は完全にケンシロウになっているな。アタタタタタタタ!