マジョルカにレンタル移籍をしている令和のメッシことレアル久保建英が、衝撃のカンプ・オブ・ノウデビューを飾った。
マジョルカの日本代表MF久保建英は、現地時間7日に行われたリーガ・エスパニョーラ第16節の敵地バルセロナ戦にフル出場し、2ゴールの起点となるなどチャンスメークで存在感を見せた。試合には2-5と大敗を喫したものの、バルセロナの地元紙からそのプレーぶりを特記されている。
(Football ZONE web編集部)
チームとしてはバルセロナがマジョルカに貫録の違いを見せつける形となったが、レアル久保個人のプレーぶりは全くバルサの選手らに引けを取ってはいなかった。
むしろバルサの幾人かの選手よりもレアル久保こそがそれに値するのではというクオリティーを披露し、彼がボールに触れる度にホームのバルシスタ(バルサファンの名将語)らは怯えにも似たブーイングを発していた。
そして何よりレアル久保は、平成のメッシvs.令和のメッシという新旧メッシのデュエルに見事な勝利を収めていたのだ。
まずは下の動画の7:00のシーンを見て欲しい。
ボールを奪ったレアル久保に対しメッシがすかさずチェックにやって来る。するとレアル久保は冷静にメッシの股にボールを通し、バロン・オブ・ドーラーに恥辱を与えることに成功したのだ。
チーム単位における得点はゴールラインを割ることによって認定されるが、選手単位のデュエルにおいては非公式だがボールを股の間に通すことで得点とみなされる。
それを踏まえると、この試合でメッシの股にボールを1度通したレアル久保に対し、メッシはレアル久保の股に1度たりともボールを通すことができなかった。つまり、2人の個人間におけるデュエルではレアル久保のクリーン・オブ・シート(1―0)での完勝という結果が導き出せるのだ。
新旧メッシのファーストラウンドはレアル久保に軍配が上がったが、平成のメッシも次回は目の色を変えて令和のメッシの股間に襲い掛かって来るはずだ。
これから幾度も繰り広げられるであろう新旧メッシの名デュエルに、世界の人々の目は釘付けになるに違いない。