マジョルカにレンタル移籍中の日本フッボル界の井上尚弥こと、モンスター・レアル久保建英が1日に行われたバレンシア戦で79分から交代出場し、日本人の欧州4大リーグ最年少出場記録を更新した。まさに快挙であって盛大に祝杯を上げたい気分なのだが、その喜びに水を差す記事が私の目に飛び込んできた。
スペイン1部マジョルカの日本代表MF久保建英は、現地時間1日のリーグ第3節バレンシア戦で後半34分からピッチに立ち、新天地で初出場を飾るとともに、日本人最年少リーガデビューを果たした。試合は0-2で敗れたなか、終盤にバレンシアの韓国代表イ・ガンインが投入され、「日韓の有望株対決が実現」「ミニ日韓戦」と韓国メディアが一斉に報じている。
(Football ZONE web編集部)
韓国メディアはとにかく日本を絡めずにはいられないようだ。
このような政治的な対立をスポーツに持ち込むような報道はレアル久保のみならず、自国のイ・オブ・ガンインのスポーツマンシップの発育を妨げるものであり、未来ある若きアスリートには害悪しかもたらさないことは明白だ。
それなのに彼の国のメディアは長年このようなスポーツを政治で煽るスタンスを改めることはなく、そこにはもはやメディアの本分に立ち返るような意思や芽は見られない。
であるならば、日本側としては韓国側の一方的な政治宣伝を放置しているわけにはいかない。そこに巻き込まれる選手には気の毒だが、日本のメディアもスポーツという垣根を払い、日本側の政治的主張を絡めた報道に舵を切るべきだろう。
例えば次にリーグ戦かカップ戦かでまた2人がピッチ上に相まみえた時、レアル久保のアクションにこう枕詞を添えてやるのだ。「レアル久保はオフ・ホワイト国ドリブルから、フッ化水素シュートを放った」と。こうすれば日本政府の主張も周知され、国際世論戦でも後手を取らずに済むはずだ。
ただその場合、あちらも慰安婦パスや徴用工ディフェンスなるものが紙面を賑わして来る可能性は大だがね、フフフ。