◇ア・リーグ エンゼルスーアスレチックス(2022年10月4日 オークランド)
エンゼルス・大谷翔平投手(28)が5日(日本時間6日)、今季最終戦となる敵地オークランド・コロシアムでのアスレチックス戦に「3番投手兼DH」で出場。前人未到の大記録を達成した。初回を投げ終えた時点で今季の投球回数が162回となり、シーズンの規定投球回に到達。すでに到達している規定打席と合わせ、史上初の「W規定」を達成した。5回1安打1失点と抜群の安定感を示したが、日米を通じて自己最多となる16勝目はならなかった。
前回登板で8回2死まで無安打無得点に封じたアスレチックスを相手に抜群の安定感を示した。初回、先頭のケンプをスライダーで見逃し三振に仕留めると、後続も危なげなく打ち取り、初回を無失点。前人未到の“W規定”を達成するとペースを上げた。
2回を3者凡退。3回も2つの三振を奪うなど、危なげなく3人で終えた。5回1死、今季限りでの現役引退を表明している5番・ボートに四球を与え、この日初めて塁上に走者を背負うと、次打者・ピンダーに左翼線二塁打。1死二、三塁から犠飛を許し、先制点を失った。直後、右手を気にするそぶりを見せたが、この回を投げ切り、先発投手としての責任投球回を完了。日本ハム時代の2015年にマークした15勝を上回る16勝目こそならなかったが、確実に仕事は遂行した。
今季もメジャーの舞台で、数々の偉業を成し遂げた。8月9日(同10日)のアスレチックス戦で、1918年にベーブ・ルースが記録して以来、104年ぶり2人目となる「2桁勝利、2桁本塁打」を達成。日米通算の奪三振数を1000に乗せ、日本人投手4人目となるシーズン200奪三振も記録した。シーズン終盤には自身最長となる18試合連続安打も記録し、今月1日(同2日)には日本選手歴代最高年俸となる、1年3000万ドル(約43億5000万円)で来季の契約を結んだ。今季最終戦、誰も歩んだことのない道を歩み続けた、その集大成が投打の「W規定」到達だった。
今季、投手としては28試合に登板し、15勝9敗、防御率2・33をマーク。219個の三振を奪った。打者としても打線をけん引。この日は4打数1安打で、最終の打撃成績は586打数160安打の打率・273。34本塁打、95打点だった。
(スポニチアネックス)
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— Los Angeles Angels (@Angels) October 5, 2022
翻訳元:https://bit.ly/3RGIFKq
海外の反応
.<MLBファン>
何てレジェンドだ
.<メッツファン>
あらゆるスポーツにおいて最も驚愕すべき偉業の一つ
.<ドジャースファン>
この男そのものがベースボールよ
.<エンゼルスファン>
162試合のシーズンにおいて投手としての規定をクリアするには162回、打者としては502打席が必要だ
大谷は今年、初めて投手としての規定を達成することになった
まさに僕らは歴史の目撃者なんだ
.<カブスファン>
2018年か2019年のシーズンの終わりに人々は大谷が最終的には打撃に専念せざるを得ないと考えていた時期があった
2021年の後でさえ懐疑的な意見もあった
しかしこの時点で大谷を疑う人間はただの逆張り野郎だね
.<MLBファン>
ベーブ・ルースを遠くへ突き放したな
.<カブスファン>
ベーブ・ルースは
1918年に166回1/3を投げたが、打者としては382打席
1919年は543打席立ったが、投球回数は133回1/3だった
大谷は
防御率2.33、219奪三振、165投球回、奪三振率11.9 (MLBで2位)
664打席、157試合出場、打率 .274、出塁率.357、長打率.521(OPS.878)、34本塁打、95打点
.<エンゼルスファン>
常軌を逸している
.<MLBファン>
馬鹿げたようなスタッツだ
現実的に見れば、大谷が毎年MVPになるよ
.<ブレーブスファン>
おそらく全体的なスタッツとしては史上最高のシーズン
それでも彼はMVPを獲得できないというw
なんて非常識な年なんだ
.<MLBファン>
MVPを受賞すべき
彼はチームに取ってジャッジよりも価値があるんだから
.<パドレスファン>
断トツで球界で最高の選手
.<ドジャースファン>
リーグで唯一、独力で試合に勝つことができる男
完封をして唯一の得点を上げる
.<ヤンキースファン>
防御率が4位、OPSが5位w
Jesus Christ(※ジーザス・クライスト(キリスト)=「マジかよ」などの感嘆表現)
.<エンゼルスファン>
そして大谷はキリストとは違い、打席で打ったり、カーブを投げたりすることができる
.<MLBファン>
彼はサイ・ヤング賞でも何票か獲得する予定だ
.<MLBファン>
僕たちの誰もがこれまで見てきた中で最も印象的なシーズンだろうが、それでもあまり鮮烈に感じない唯一の理由が、昨年のシーズンも同様に印象的だったからだ
正直、この男には驚かされるよ
彼のやっていることは僕には理解不能だ
.<エンゼルスファン>
ショータイム
.<エンゼルスファン>
大谷とジャッジの2人による本当に歴史的なシーズンだった
.<MLBファン>
ジャッジがMVPになるためには打者として史上最高のシーズンの一つを送らなければならないというのが好きだ
なぜなら、それ以外の手段では大谷がやっていることに抵抗できないからね
.<ヤンキースファン>
正直、他の選手がMVPを取るためにはそれしかチャンスがない
今季の野球を目撃できたのは本当に素晴らしい体験だった
.<ブルージェイズファン>
ショータイムは非現実的だ
.<ドジャースファン>
僕たちは彼の偉業を見ることができて本当に幸運だ
二刀流が可能だと僕たちに知らしめた時点で、彼はこのスポーツを根底からひっくり返したんだ
.<ブレーブスファン>
投打でエリート級の数字を残すなんて凄まじいわ
.<エンゼルスファン>
最も印象的なのは彼が一流レベルで投打の両方をこなしたことだ
彼が同一シーズンで両方の規定をクリアした初めての選手であることを考えれば不可能にも近い偉業だが、エリートの水準でそれをやり遂げたことはアメージングだね
また、満票でのMVPで個人による史上最高のシーズンだったかも知れない昨年をわずかに上回ったにも拘わらず、今季のMVPをおそらく逃すなんてクレイジーだわ
.<MLBファン>
ジャッジのシーズンがいかに歴史的であったかは100%理解しているが、僕は未だにMVP投票で大谷に入れないことを理解できないうちの一人なんだ
.<MLBファン>
MVPになるかどうかは別として、大谷翔平の現在の活躍はスポーツの歴史上、最高のものだと言える
他の追随を許さないよ
.<ブルージェイズファン>
そしてほとんど毎日プレーしているという
.<エンゼルスファン>
MVP!!!
.<ツインズファン>
本当のことを言えば、昨年にMVPを獲っていなかったら今年は彼だっただろうね
.<ヤンキースファン>
正直、僕はそう思わない
昨年の大谷の受賞は当然で、少しも競ってはいなかった
しかし今年は昨年の状況がどうであれ、ジャッジが受賞に値すると思う
.<MLBファン>
いや、ノーチャンスだ
これまで誰も大谷を見たことがなく、その彼が今季に突然、二刀流で活躍したとすれば?
容易にMVPだよ
.<ブルージェイズファン>
昨年があっても彼は今年のMVPにも値すると思うけどな
実際には授賞しないだろうけどw
.<MLBファン>
彼にナ・リーグのMVPをやってくれ
.<MLBファン>
俺の中でのMVP
.<ヤンキースファン>
ジャッジと大谷のいずれがMVPを受賞しようと(個人的にはジャッジだと思っている)、逃した方は次点としてはMLB史上最高のシーズンを送ったことになるね
.<ジャイアンツファン>
僕はジャイアンツファンだけど、彼女がエンゼルスファンだから今季は10~12試合ほどエンゼルス戦を観戦した
2017年以降は数年間野球からフェードアウトしていたが、最近また戻って来たんだ
野球経験者としてもファンとしても、大谷のような刺激的で信じられないような選手を見たことがないよ
この記録は軽視されるだろうけど、それでも大谷はMVPに値する
今年の彼は僕がこれまで見た中で誰かが作り上げた最も印象的なシーズンだった
.<MLBファン>
おそらく、これを当然のことだとは思ってはいけない
これは二度と達成できない記録かも知れないんだ(大谷以外の選手がという意味ね)
.<ドジャースファン>
彼が明確なMVP候補でないことが理解できないね
「Most Valuable Player」というのは基本的に「自チームに1人選手を加えることができるとすれば、それは誰になるか?」ということだ
球界の全てのチームが躊躇なく大谷を選ぶだろう
投打でトップ10の2選手が、文字通り1人の男の中で合わさっているんだ
彼はスポーツ界の他のどの選手とも完全に次元の違う存在なんだ
.<エンゼルスファン>
他の選手は歴史を追いかけているが、この男は歴史を作っている
.<レッドソックスファン>
今すぐ殿堂入りさせろ
.<レッズファン>
ジャッジ:他の選手たちのリストに加わる
大谷:他の選手とは隔絶している
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