現地時間9月18日に開催されたプレミアリーグ第5節で、冨安健洋が加入したアーセナルは、敵地でバーンリーと対戦。30分にMFマルティン・ウーデゴーが直接FKを叩き込んで奪った1点を守り切り、2試合連続で1‐0の勝利を飾った。
連続完封勝利に寄与したのが、前節のノーリッジ戦で新天地デビューを飾った冨安健洋だ。その試合と同様に右SBでスタメン出場を果たすと、とりわけ1対1の守備で抜群の強さを発揮。1週間前と比べ、敵陣深くまで顔を出すシーンは少なかったものの、積極的にボールを受けて、ビルドアップでの貢献度も低くなかった。
現地メディアの公式ツイッターは、『Squawka Football』は、その日本代表DFがマークした驚異的なスタッツを、次のように紹介している。
・空中戦勝率:100%
・デュエル勝率:100%
・タッチ数(最多)
・デュエル:5回
・リカバリー:5回
・クリア:5回
・空中戦:4回
・インターセプト:1回
・タックル:1回さらに試合後にミケル・アルテタ監督とエースのピエール=エメリク・オーバメヤンが冨安に駆け寄る写真を添付し、「アルテタとオーバメヤンは感銘を受けた」と紹介している。
さらに 『101 GREAT GOALS』は、このスタッツを引用しながら、「バーンリー戦の勝利におけるトミヤスのパフォーマンスの背後にあるデータは、アーセナルの補強戦略が機能していることを証明している」と題した記事を掲載。次のように報じている。「バーンリー戦で圧倒的なパフォーマンス。今夏の移籍市場最終日にボローニャから加入したトミヤスは、序盤戦のヒーローのひとりだ」
さらに、「トミヤスはエクトル・ベジェリン(ベティスに移籍)、カラム・チェンバース、セドリク・ソアレスが同様の役割(右SB)でプレーした時、アーセナルに足りなかった守備面での保証をもたらす」と指摘。冨安をはじめ、GKアーロン・ラムズデイル、MFアルベール・サンビ・ロコンガ、MFマルティン・ウーデゴー(レンタルから完全移籍)ら今夏に投資した選手が「かなり影響を与えている」と綴っている。
際立つスタッツをマークし、チームに特大の効果をもたらしている冨安。次節、宿敵トッテナムとのノースロンドン・ダービーでのプレーに大注目だ。
(サッカーダイジェストWeb編集部)
Takehiro Tomiyasu for Arsenal against Burnley:
◉ 100% aerial duels won
◉ 100% duels won
◉ 79 touches (most)
◉ 5 total duels
◉ 5 recoveries
◉ 5 clearances
◉ 4 aerial duels
◉ 1 interception
◉ 1 tackleMikel Arteta and Pierre Emerick-Aubameyang were impressed. pic.twitter.com/bPq0lYEfIG
— Squawka Football (@Squawka) September 18, 2021
Takehiro Tomiyasu won all of his duels against Burnley (4/4 aerial, 1/1 ground duels and 5 clearances). pic.twitter.com/qFJYqDuEUu
— Chris Wheatley (@ChrisWheatley_) September 18, 2021
「冨安はバーンリーに対して全てのデュエルに勝利(空中戦4/4 、地上戦1/1、クリア本数5)」
翻訳元:https://bit.ly/3tTFHrO
海外の反応
.<アーセナルファン>
「バーンリーに対して全てのデュエルの勝利」
狂ったようなスタッツだ!
.<アーセナルファン>
怪物的な選手だわ
.<アーセナルファン>
すげー男だな
.<アーセナルファン>
行こうぜ、エース
.<アーセナルファン>
今日の彼はまさしくビーストだったよ
.<アーセナルファン>
全ての空中戦で勝利って、とんでもない少年だよ
.<アーセナルファン>
僕のライトバック(※原文ママ)
.<アーセナルファン>
君が何て書き込んだのかはわからないが、美しいから気に入ったよ
.<アーセナルファン>
何てパフォーマンスだよ
この試合でも彼の守備は目を見張るものがあった
.<アーセナルファン>
最も感銘を受けたことが、2、3回ほど守備位置がズレた時に、すぐにリカバリーしていたことだね
.<アーセナルファン>
What a warrior(なんて戦士だよ)
.<アーセナルファン>
一瞬、「what a wanker(何て自慰行為なんだ)」に見えて、動揺してしまったよw
.<アーセナルファン>
正直、なぜここまで空中戦のスタッツが追跡されているんだろう?
今シーズンが始まってから毎試合、空中戦の分析が提供されているんだが
以前にはこんなことはなかったのに
.<アーセナルファン>
ホワイトの弱点であり、冨安の強みの一つであることが、空中戦がより注目されている理由だと思う
.<アーセナルファン>
英国の解説者が、タフなタックルをかました英国人選手を「誠実なプロ」と評するのが好きなのを知っているかな?
しかしそんなことはクソみたいな議題で、トミこそがまさに誠実なプロなんだ
全力で働き、守備のタスクも怠らないし(全てにおいて一貫性のないぺぺの後方でプレーするなら、そうしなければならないが)、それをやり遂げる
彼はインスタや現代の多くのサッカー選手について回るデタラメに一切気を囚われることなく、ただ堅実にプレーし、もっと上達したいと思っている若者だと理解できだろう
彼とティアニーは既に大好きな選手だよ
.<アーセナルファン>
君はどの試合を見てたんだ?
ペペは守備面でかなりの助けになっていたよ
君は自分の頭で考える必要がある
ここに書かれてあるコメントを鵜吞みにしちゃいけないよ
.<アーセナルファン>
正直なところ、彼の最大の特徴は左足ですんなりパスを出せることだ
サイドバックの場合、いつもパスコースが狭くなってしまうのに、パルテイやぺぺに向けて(相手からは)わかりやすいパスを通さないのは、とても新鮮だよ
それはベジェリンとは正反対で、とても素晴らしい
.<アーセナルファン>
好感の持てる人物であり、また効率的な人物でもある
.<アーセナルファン>
冨安は空中での体の動きがとても上手いと思うのは俺だけか?
それなりの高さで上昇し、クリアや空中での競り合いの際には、文字通り地面から飛び去るような感じになる
デビュー戦のボレーの時も跳躍に力があり、空中で見事なシュートを決めていた
.<アーセナルファン>
この男は空中戦で素晴らしいから、いくつか頭でゴールしてくれることを期待している
.<アーセナルファン>
タケヒロとラムズデールのメンタルはとんでもないね
.<アーセナルファン>
狂うほどにこの男が好きだわ
自分が行う全てにおいて自信を持っているように見える
.<アーセナルファン>
全てのプレーに体を張っているのが気に入っているよ
ブロックに身を投げ出し、チャレンジ(※ボール保持者に対して1人目として守備に当たること)に100%関与する
とにかく全力を尽くすんだ
.<アーセナルファン>
セットプレーの際、彼がみんなをまとめているのを見たことがある
他のプレーと同様に、こうしたことが早い段階で見られて嬉しいよ
.<アーセナルファン>
しかし彼の名前を以前には耳にしたことがなかったという
.<アーセナルファン>
すなわち、多くの人間が言う「無名は使えない」という論理で行くと、彼はクソに違いないね
.<アーセナルファン>
僕にとってのMOM
まさに無慈悲だった
.<アーセナルファン>
前の試合も僕的にはMOMだったよ
.<アーセナルファン>
彼は世界で最も優れた右サイドバックの一人だよ
たった2試合であろうが、トレントやキミッヒ以外の選手がこれほどRBで統率の取れたパフォーマンスを見せたことはない
.<アーセナルファン>
ヒロには心を鷲掴みにされたよ
.<アーセナルファン>
うちが冨安と契約したんじゃなく、冨安がうちと契約したんじゃないかと思えてきたな
.<アーセナルファン>
トミカフーだ
(※)カフー:史上最高のRBとされる元ブラジル代表
<関連記事>
【海外の反応】「右サイドを無力化していた」冨安健洋がバーンリー戦でも守備で躍動!
プレミアリーグ第5節が18日に行われ、バーンリーとアーセナルが対戦した。 前節初勝利を挙げたアーセナルは冨安健洋が2試合連続先発。 ...